勤続表彰の記念品、5年・10年・20年で何を贈る?

星野貴郎

星野貴郎

テーマ:社員表彰

勤続表彰何贈る?


「今年は勤続10年の社員が3人いるけど、記念品は何がいいだろう?」
永年勤続表彰の記念品選びは、毎年悩む担当者の方も多いはずです。
勤続年数によって予算も違えば、贈るべきものも変わってきます。
この記事では、勤続5年・10年・20年それぞれに最適な記念品と、失敗しない選び方を解説します。

まず知っておきたい!勤続年数別の予算相場


産労総合研究所の調査によると、永年勤続表彰の記念品相場は以下の通りです。
勤続年数記念品の相場

勤続年数記念品相場
5年約7,000円
10年約15,000円
15年約17,000円
20年約24,000円
25年約18,000円
30年約36,000円


勤続年数が長いほど予算が上がるのが基本ですが、10年が一つの大きな節目。
10年目で大きく予算が上がり、その後は20年、30年と節目ごとに予算を増やしていくのが一般的です。

【勤続5年】まだ若手!実用的なアイテムで応援


5年目の社員の特徴

  • 20代後半〜30代前半が多い
  • 仕事にも慣れ、これからの活躍が期待される
  • 転職を考え始める人も出てくる時期


おすすめの記念品(予算:5,000円〜10,000円)


①ブランド筆記具


パーカーやラミーなど、仕事で使える上質なボールペン。毎日使うものだからこそ、良いものを持つ喜びを感じてもらえます。

②高品質タンブラー


サーモスなど有名メーカーの製品なら、オフィスでもプライベートでも活躍。名入れをすれば特別感も出ます。

③ビジネス小物


名刺入れ、キーケース、パスケースなど。毎日持ち歩くものは、ちょっと良いものがもらえると嬉しいものです。

選び方のポイント


まだ若い世代なので、実用的で毎日使えるものがベスト。
「これから頑張ってね」という応援の気持ちが伝わるアイテムを選びましょう。

【勤続10年】大きな節目!ワンランク上の記念品を


10年目の社員の特徴


  • 30代〜40代が中心
  • 会社の中核を担う存在
  • 家族を持つ人も増えてくる


おすすめの記念品(予算:10,000円〜20,000円)


①カタログギフト(10,000円〜15,000円)


グルメ、雑貨、体験など幅広いジャンルから選べるので、好みが分かれても安心。最も失敗の少ない選択肢です。

②高級食材ギフト


ブランド和牛、高級海鮮など。家族と一緒に楽しめるので、「家に帰って自慢したくなる」記念品として人気です。

③ブランド革小物セット


財布、名刺入れ、キーケースなど。10年という節目にふさわしい、長く使える上質なアイテムです。

④体験型ギフト


高級レストラン券、温泉旅行券など。リフレッシュしてもらい、また明日から頑張ってもらえます。

選び方のポイント


10年は大きな節目なので、「特別感」が伝わるものを選びましょう。家族と楽しめるものなら、家でも「会社から認められた」と自慢できます。

【勤続20年】会社の柱!感謝を込めた豪華な記念品


20年目の社員の特徴


  • 40代〜50代が中心
  • 会社の柱として重要な存在
  • 長年の感謝を伝える最重要の機会


おすすめの記念品(予算:20,000円〜30,000円)


①高額カタログギフト(20,000円〜30,000円)


選択肢が豊富で、ブランド品や高級グルメも選べるプラン。受け取る側の満足度が非常に高くなります。

②旅行券


国内旅行やホテル宿泊券。夫婦やファミリーで楽しめる、20年の労をねぎらう記念品として最適です。

③高級時計・アクセサリー


形に残る記念品として。ただし、好みが分かれるので、事前リサーチが必要です。

④ブランド品(バッグ・革小物)


ルイ・ヴィトンやコーチなど、誰もが知っているブランドなら、もらった瞬間の喜びが違います。

選び方のポイント


20年は「ここまで勤めてくれてありがとう」という感謝の気持ちを最大限に表現する機会。予算を惜しまず、豪華で印象に残る記念品を選びましょう。

最近のトレンド:「選べる」記念品が大人気


調査によると、約6〜7割の企業がカタログギフトや商品券を採用しています。
理由は明確です:

  • ✓ 受け取る人が自由に選べる
  • ✓ 年齢・性別・好みに左右されない
  • ✓ 「使わない記念品」を避けられる


一昔前は「社名入りの時計」「会社ロゴ入りの盾」が定番でしたが、今は実用性と選択の自由が重視される時代。リサイクルショップに売られてしまう...なんて悲しい結末は避けたいものです。

記念品選びで失敗しないための3つのルール


①勤続年数に応じて予算を上げる


5年で1万円、10年で2万円...というように、年数に応じて予算を上げることで、「次の表彰も頑張ろう」という意欲につながります。

②本人が選べる仕組みを取り入れる


可能であれば、カタログギフトや複数候補から選べる形式に。好みのミスマッチを防げます。

③のし・包装で特別感を演出


「祝 勤続〇年」ののしをつけ、丁寧に包装することで、記念品の価値が高まります。

まとめ:勤続年数別・最適な記念品


  • 5年:7,000円前後 → ブランド筆記具、タンブラー、ビジネス小物
  • 10年:15,000円前後 → カタログギフト、高級食材、体験型ギフト
  • 20年:24,000円以上 → 高額カタログギフト、旅行券、ブランド品


永年勤続表彰は、社員の努力を認め、感謝を伝える大切な機会です。
勤続年数に応じた適切な記念品を選ぶことで、社員のモチベーションはさらに高まります。

迷ったときは、カタログギフトが最も安全。
自分で選べる自由があるため、満足度が高く、失敗がほとんどありません。

JORIO(ジョリオ)では、勤続年数に応じた名入れギフトを豊富にご用意しています。
タンブラー、ボールペン、記念盾など、「感謝が伝わる記念品」選びをお手伝いします。
お気軽にご相談ください。

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Mybestpro Members

星野貴郎
専門家

星野貴郎(名入れギフトの加工販売業)

株式会社ジョリオ JORIO Co., Ltd.

贈る喜び、受け取る喜び、お返しする喜びを繋げ、人と社会の関係構築に貢献する。赤ちゃんと同寸の神社仏閣御用材で作る「お身丈命名書」の販売。7月10日「名入れギフトの日」制定など文化活動に尽力。

星野貴郎プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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