「これだ!」を見つける喜び── 想いを届けるフォント選びの新しいカタチ
目次
同じノベルティでも、名入れデザインで印象は大きく変わります。
せっかく良いアイテムを選んでも、名入れのデザインが今ひとつだと、もったいないですよね。
逆に、シンプルなアイテムでも、センスの良い名入れで特別感を演出できます。
今回は、印象に残る名入れデザインのコツをご紹介します。
デザインの知識がなくても大丈夫。
基本のポイントを押さえるだけで、グッと魅力的な仕上がりになりますよ。
名入れデザインの基本3原則
まずは、どんなノベルティにも共通する基本の3原則からお伝えします。
1. シンプル・イズ・ベスト
情報を詰め込みすぎないことが大切です。
良い例
- 会社名(またはロゴ)のみ
- 会社名+シンプルなキャッチフレーズ
避けたい例
- 会社名+住所+電話番号+メールアドレス+URL+営業時間...
情報が多すぎると、ごちゃごちゃして見づらくなります。
「伝えたいことを1つに絞る」くらいの気持ちでちょうど良いのです。
2. 余白を活かす
デザインにおいて、余白は「何もない空間」ではありません。
余白があるからこそ、メインの情報が引き立ちます。
小さなアイテムに大きく名入れするより、適度な余白を残した方が、上品で洗練された印象になります。
3. アイテムの色と調和させる
名入れの色は、アイテム本体の色とのバランスが大切です。
基本の組み合わせ
- 白や明るい色のアイテム→黒・紺・グレーの名入れ
- 黒や濃い色のアイテム→白・シルバー・ゴールドの名入れ
コントラストがはっきりしている方が、視認性が高く、印象に残ります。
ロゴの入れ方で印象が変わる
会社のロゴをどう配置するかで、印象は大きく変わります。
ロゴだけでシンプルに
会社名を文字で入れるより、ロゴマークだけの方がスタイリッシュに見えることがあります。
特に、デザイン性の高いロゴをお持ちの企業様には、この方法がおすすめです。ロゴだけで企業がわかるなら、それは強いブランド力の証でもあります。
ロゴ+会社名の配置バランス
ロゴと会社名を両方入れる場合、配置のバランスが重要です。
横並び配置
ロゴ[マーク]会社名
→安定感があり、読みやすい
縦並び配置
ロゴ[マーク]
会社名
→スタイリッシュでモダンな印象
アイテムの形状に合わせて、最適な配置を選びましょう。
小さく控えめに入れる選択肢
「名入れ」というと、大きく目立たせるイメージがあるかもしれません。
でも実は、小さく控えめに入れる方が、おしゃれで洗練された印象になることも多いのです。
例えば、タンブラーの底部分、エコバッグの内側、ペンのクリップ部分など。さりげない位置に小さくロゴが入っていると、「センスがいいな」と感じてもらえます。
文字(テキスト)の名入れポイント
ロゴがない場合や、会社名を文字で入れる場合のコツです。
フォント選びが大切
フォント(書体)の選び方で、印象は大きく変わります。
明朝体
- 上品、伝統的、信頼感
- 老舗企業、和風な雰囲気に合う
ゴシック体
- モダン、力強い、視認性が高い
- IT企業、現代的な企業に合う
筆記体(英字)
- エレガント、高級感
- 美容・ファッション系に合う
会社の雰囲気や業種に合わせて選びましょう。
英語表記も検討してみる
日本語の会社名を英語表記にすると、ぐっとおしゃれな印象になります。
例:
「株式会社山田商店」→「YAMADA SHOTEN」「Yamada Co.,Ltd.」
特に、カジュアルなアイテム(エコバッグ、タンブラーなど)には、英語表記が合うことが多いです。
読みやすさ最優先
デザイン性を追求しすぎて、読みにくくなっては本末転倒です。
- 細すぎる文字は避ける
- 装飾的すぎるフォントは避ける
- 文字間隔を適切に保つ
遠くから見ても、パッと読めるデザインを心がけましょう。
カラー選びのコツ
名入れの色選びも、印象を左右する重要な要素です。
企業カラーを活用する
会社のコーポレートカラーがあるなら、それを名入れに使いましょう。統一感が生まれ、ブランドイメージが強化されます。
色が持つイメージを理解する
| 色 | 印象 |
|---|---|
| 黒 | 高級感、信頼感、フォーマル |
| 紺(ネイビー) | 誠実、安定、知的 |
| 赤 | 情熱、活力、目立つ |
| 青 | 爽やか、清潔、冷静 |
| 緑 | 自然、安心、環境配慮 |
| ゴールド・シルバー | 高級感、特別感、上質 |
色の持つイメージを活かして選びましょう。
トレンドカラーを取り入れる
2025年のトレンドカラーを取り入れるのも一つの手です。
- モカ・ムース(温かみのあるベージュ)
- ホライゾングリーン(爽やかなグリーン)
流行を意識することで、「今っぽい」「センスがいい」と感じてもらえます。
位置選びで差をつける
名入れをどこに配置するかも、デザインの重要な要素です。
定番の位置
| 雑貨 | 定番の位置 |
|---|---|
| ペン類 | 軸の部分に縦または横に |
| タンブラー・ボトル | 正面中央、または側面 |
| エコバッグ | 正面中央下部、または側面 |
| タオル | 端の部分、またはワンポイント |
あえて目立たない位置に
先ほども触れましたが、あえて目立たない位置に小さく入れるのも、おしゃれな選択です。
- タンブラーの底
- ペンのクリップ部分
- バッグの内側タグ
- ノートの背表紙
「隠れたおしゃれ」は、センスの良さを感じさせます。
名入れの実例
ケース1:ワイングラスの底をよーく見ると‥
ケース2:株式会社ITOHENさまキーホルダー

ロゴを全体的に配置。シルバーで高級感。
九州ピンバッジでお馴染みのITOHENをみる
ケース3:デンソー九州労働組合さま10周年記念

伝統を感じさせる明朝体で、格調高い印象。
扇子は伝統織物小倉織。小倉縞縞小倉縞々さんの扇子。
ケース4:株式会社 曽根資材さまライター

ロゴのみ。モノトーン。シンプル。カジュアルな雰囲気で親しみやすい。
株式会社曽根資材
名入れデザインの失敗例と対策
よくある失敗例を知っておくことで、同じ間違いを避けられます。
| 失敗例 | 避けるべき | 対策 |
|---|---|---|
| 情報詰め込みすぎ | 会社名、住所、電話番号、URL、メールアドレス、営業時間...全部入れる | 伝えたいことを1〜2つに絞る。詳しい情報は別途カードなどで渡す。 |
| 文字が小さすぎる | 小さなアイテムに、細かい文字をぎっしり | 読みやすいサイズを確保。必要なら情報を減らす。 |
| アイテムと名入れの色が合わない | 黄色のアイテムに黄緑の名入れ、など視認性が悪い組み合わせ | コントラストをしっかりつける。明暗の差を意識する。 |
名入れギフトJORIOのサポート
名入れデザインに自信がない方も、ご安心ください。
名入れギフトJORIOでは、デザインのご相談も承っています。
- ロゴデータの調整
- フォントの提案
- 色の組み合わせアドバイス
- 配置バランスの調整
最適なデザインをご提案いたします。
まとめ:デザインは、無言のメッセージ
名入れデザインは、企業の顔であり、センスを伝えるものです。
シンプルに、読みやすく、アイテムとの調和を考える。
この基本を押さえるだけで、印象は大きく変わります。
「このデザイン、いいな」と思ってもらえるノベルティは、長く使ってもらえます。
そして長く使われるほど、宣伝効果も高まるのです。
年末のノベルティ、デザインにもこだわって選んでみませんか?
名入れギフトJORIOは、デザインのご相談から承ります。
一緒に、印象に残るノベルティを作りましょう。





