小さな企業こそ始めるべき、社内コミュニケーションSWAGのすすめ
福岡県にあるデザイン会社「A」。社員10名。10周年を迎えた、その小さな会社で起きた出来事です。
社長が抱えていた、言葉にできない想い
「10年やってこれたのは、この10人がいたからだ」
10周年記念日の3ヶ月前。社長は、ふとそう思いました。
でも、それを伝える言葉が見つからない。「ありがとう」では軽すぎる。「よく頑張った」では他人行儀すぎる。
想いはあるのに、形にできない。
その悩みを、デザイナーの一人に打ち明けたとき──「じゃあ、私たちでつくりましょうよ」その一言から、すべてが始まりました。
一人ひとりが主役になる、デザイン
出来上がったのは、シンプルなマグカップでした。でも、そこには一人ひとりの名前と、入社年が刻印されていました。
記念日当日。社長が一人ずつ名前を呼び、手渡していきます。
ベテラン社員はこう言いました。「このマグカップ、毎朝使います。自分の名前を見るたびに、ここにいる意味を思い出せそうです」
新入社員は、目を潤ませながらこう言いました。「まだ入社3ヶ月なのに、私の名前も刻んでくれたんですね。この会社の一員なんだって、初めて実感しました」
予想外の、波紋
その日の夜、SNSが動き始めました。「今日、会社から素敵なプレゼントもらった」投稿された写真には、名前入りのマグカップ。
すると──
「それ、めちゃくちゃいいじゃん!うちの会社もこういうのやってほしい」
「デザインかわいい、どこで作ったの?」
翌日には、3年前に退職したOBから連絡が来ました。「私の分も、つくってもらえませんか?あの会社で働いた日々を、形として残したいんです」
取引先の社長からも、メールが届きました。「御社の話を聞いて、感動しました。うちも来年15周年なんです。同じように、社員を大切にする記念をつくりたい」
社長が気づいた、本当の価値
1ヶ月後。社長はこう語ります。
「最初は、記念品をつくろうと思っていました。でも、できたのは記念品じゃなかった。『ここにいる意味』を、みんなで確認する時間だったんです」
「10人の会社だからこそ、一人ひとりの存在が大きい。SWAGは、それを可視化してくれました。名前が刻まれたマグカップを見るたびに、『自分はこのチームの一員なんだ』って思える。それが、何よりの財産です」
単なる周年記念ではなく、"自社の文化を再発見するイベント"に成長しました。
あなたの会社にも、物語がある
10人の会社には、10人の物語がある。 100人の会社には、100人の物語がある。
SWAGは、その物語を形にします。
あなたの会社の想いを、一緒に形にしませんか?
※架空の物語です




