バリ島が1日だけ完全に静かになる日「ニュピ」

桑原大樹

桑原大樹

テーマ:バリ島

Nyepi in Bali|島全体が止まる日


〈2026年3月12日のバリ島ウブド〉


バリ島には
一年に一度、島全体が静かになる日があります。

それが ニュピ(Nyepi) という日です。
今年は 3月19日 にあたります。

この日は空港も閉まり、
飛行機も飛びません。

車も走らず、
お店もほとんど開きません。

観光客も基本的に外出はできず、
夜は灯りもできるだけ控えるため、
島全体がとても静かな一日になります。

観光地として賑やかなバリ島が、
まるで別の場所のようになる日です。

実は私はまだ
現地でニュピを経験したことがありません。

次にバリ島を訪れるときには、
ぜひ一度体験してみたいと思っています。

現在進めているウブドのヴィラプロジェクトも、
先週からオゴオゴやニュピの準備に入り、
現地はしばらくお休みの期間に入っています。

そのため、今は現場の写真も届いていません。

こうした行事に合わせて
島全体の動きが変わるところも、
バリ島らしさの一つだと感じています。

以前、バリの友人に
こんなことを聞いたことがあります。

「ニュピの日って、本当にお酒は飲まないの?」

ニュピの日は
バリヒンドゥー教の習わしとして
お酒も控えるようにされています。

するとその友人は、
少し申し訳なさそうな顔で

「…ちょっと飲む」

と答えてくれました。

この正直でどこか憎めない感じも、
バリの人たちらしいところだなと思いました。

きちんとした習わしはありながらも、
どこか肩の力が抜けている。

そんな空気も
バリ島の魅力の一つかもしれません。

現在ウブドでは
ヴィラのプロジェクトが進んでいます。

この島の自然や空気を感じられる建築を、
丁寧につくっていきたいと思っています。

来年はニュピの静かな夜を、
実際に体験してみたいと思います。

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桑原大樹
専門家

桑原大樹(一級建築士)

有限会社GREENROOMDESIGN

暮らしの中の「好き」や「心地よい瞬間」を丁寧に伺い、それを住まいとして形にします。土地の特性を読み、光や風といった自然の力も大切にしながら、ご家族らしさが息づく家づくりをお手伝いしています。

桑原大樹プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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