海外の建築プロジェクトはこうして進む | バリ島ウブドで出会った仲間たち

桑原大樹

桑原大樹

テーマ:バリ島

Bali Villa Project|Building with Local Team


〈2025年7月 現地の仲間たちと〉


バリ島ウブドで進んでいるヴィラプロジェクト。

海外での建築というと、
日本の設計事務所がすべてを進めているように思われることもありますが、
実際はそうではありません。

インドネシアでは、
外国人が建築の設計業務や現場監理を行うことには
法律上さまざまな制約があります。

そのため今回のプロジェクトでも、
申請や設計業務は現地の設計事務所(ローカルアーキテクト)が行い、
図面を仕上げるのも彼らです。

私は日本でデザインをまとめ、
デザイン監修という立場でプロジェクトに関わっています。

最初の写真は
このプロジェクトを一緒に進めている仲間たちです。

左から
私、プロパティーマネージメントのRaiさん、ローカルアーキテクト兼施工者の Alitさん、
プロパティーマネージメントのアディさん、そしてローカルアーキテクト兼施工者の Cokさん。

国は違いますが、
「良い建築をつくりたい」という思いは同じです。

現在は、
8棟のヴィラのうち 1棟目を先行して建設しています。

まずは1棟を仕上げまでつくり、
細かな納まりや使い勝手を確認しながら
次の棟へとつなげていく進め方です。

現地では屋根の施工が完了しました。

今回のヴィラの屋根材には
ウリン(Ulin)というとても堅い木材が使われています。


〈ウブドのヴィラ現場写真1 2026年3月9日〉


バリ島では屋根材として使われる材料で、
耐久性が高く、とても重く堅い木です。

内部は天井を貼らずに屋根裏を見せてます。
放射状に広がる美しい構造です。


〈ウブドのヴィラ現場写真2 2026年3月9日〉


この屋根は 扇垂木(おうぎだるき) という構成になっています。

日本では
お寺や神社などに使われることが多い、
少し特別な仕様です。

ところがバリ島では、
意外と普通に使われていたりします。

日本では特別なものが、
別の土地では当たり前だったりする。

こうした 地域ごとの建築文化の違いを受け入れながら進めるところも
海外のプロジェクトの面白いところです。

海外のプロジェクトは
日本とは進め方も環境も違いますが、

その土地の人たちと一緒に建築をつくる

という点では、
やはり建築の本質は同じだと感じます。

バリ島ウブドの自然の中で、
どんなヴィラが完成するのか。

これからも
少しずつ紹介していきたいと思います。

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桑原大樹
専門家

桑原大樹(一級建築士)

有限会社GREENROOMDESIGN

暮らしの中の「好き」や「心地よい瞬間」を丁寧に伺い、それを住まいとして形にします。土地の特性を読み、光や風といった自然の力も大切にしながら、ご家族らしさが息づく家づくりをお手伝いしています。

桑原大樹プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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