京都・大徳寺を訪ねて ― 寺院改修に向き合う建築士の視点 ―

海外には「ギャップイヤー」という考え方があります。
進学や就職の前後に、あえて立ち止まり、
旅や留学、ボランティアなどに時間を使う文化です。
日本では、少し回り道をすると
「遅れている」と見られがちですが、
大人になって振り返ると、
二十代の1年や2年は、驚くほど大きな差にはなりません。
それよりも、
その時間に何を感じ、何を吸収したかのほうが、
ずっとあとまで効いてきます。
そして、やはり英語は大切です。
私は若い頃に語学留学をしなかったことを、
いまでも少し後悔しています。
いま実際に海外の設計業務に関わり、
英語でやり取りをしていますが、
「言いたいことがあるのに、うまく伝えられない」
そんなもどかしさを感じる場面が何度もあります。
だからこそ、
時間の自由がきく今のうちに、
短期間でも海外で言葉と生活に触れる経験は、
きっと大きな財産になります。
私自身も、仕事がオンラインで進められるタイミングを見つけて、
1か月ほどの語学留学に挑戦したいと考えています。
社会に出てからでも遅くはありません。
でも、今しかできないことがあるのも事実です。
少し怖くても、
少し不安でも、
外に出てみる。
その一歩が、
これからの自分を助けてくれる日が、
きっと来ると思います。



