自然を感じる感性が、豊かな空間をつくる
われわれは建築をつくり続けていますが、その行為が地球へ負荷を与えていることを自覚しています
しかし需要がある限り建築をつくり続けたい
であれば、地球への負荷が少なくなるようにつくりたい
そんな思いを抱きながら建築設計に向き合ってます
先日、patagoniaパタゴニア福岡さんにて、あるイベントが開催されました
「サーフィンが教えてくれること」
〜糸島半島の海岸と砂浜を考える〜
糸島でサーフショップ(a.s.s.a store)を営む鈴木藍策さん、九州大学清野聡子准教授によるトークセッション
最近では写真のような砂浜の崖をよく見かけます
これは波の浸食によるもので、原因は人為による砂浜の脆弱化だそうです
昔は遠浅で良い波がたっていたサーフポイントも、このように砂がなくなることで波がたたなくなり消失していきます
清野准教授はサーファーに波の状況を聞くことで、砂浜の状況を知ることができるとおっしゃっていました
人間による地球への負荷行動は、あらゆる場所であらゆる影響を及ぼしています
それらを知り向き合うことが、建築に携わる上で欠かせないことだと考えています



