ちぎょうの漢方 田中です
こんにちは
あなたにぴったりの漢方薬を選びます
自分のことを好きになるちょっと不思議な漢方薬局
『ちぎょうの漢方』薬剤師 田中智行でございます
今日は夏のお話
夏が苦手です
ほうほう
そうなんですね
夏が苦手と言っても
どんな感じで苦手なのか?
パターンがいくつかあります
もちろん暑さが苦手なんでしょうけど
暑さによって自分のカラダがどうなるのか
そんなんから
その人の体質を判断することができます
今日はそんな夏
東洋医学的に見ていきましょう
東洋医学的に考える
東洋医学にはなんでも5つに分ける考え方があって
季節も例外ではない
春夏秋冬に土用
(梅雨って考えもあります)
これで5つ
そこに当てはまるものがこんな感じ
春 ー 肝目酸怒
夏 ー 心舌苦喜
土用ー 脾口甘思
秋 ー 肺鼻辛悲
冬 ー 腎耳鹹恐
そんな感じで
季節と関係しているものがあります
今年の夏は暑い
毎年言っていますが夏の邪は『暑』
暑さがカラダに入ってくることで
体調不良になりやすい
簡単にいうと『心』がおかしくなる
心というのは
心臓という意味と精神という意味がある
動悸や息切れ
汗を異常にかく
眠りの質が悪化
精神的に不安定
こんなんが夏に出やすい
舌が痛くなったり痺れたり
口内炎が舌にできる人も夏が苦手な人
舌の症状は
精神的ストレスが長く続いた時に起きやすい
早めのご相談をお勧めします
感情的には『喜』とある
喜ぶならいいじゃない
って思いがちですが実はそうじゃない
夏に異常なくらい大はしゃぎすぎる人
これも心がおかしくなってる
締まりがない笑いをする人
これも心がおかしくなってる
精神的におかしくなって
行動が活発化する人は滞りがある人が多いし
行動が沈静化する人は不足している人が多い
夏に苦味を摂る
そんな人はね
夏の味覚『苦味』を摂ると良い
苦味ってね
カラダを冷やしてくれる
だから沖縄の人は
夏にゴーヤをいただく
苦味はカラダから熱を逃がしてくれるのだ
冷たいものを摂ると気持ちがいいけれど
人間のカラダは不思議なもので
冷たくすると熱を持ってしまう
だから程々にしてくださいね
夏野菜は基本的に
カラダを冷まし水を出してくれる
旬のものを意識して摂取
運動は程々に
夏を上手に乗り切っていきましょうね