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宮本則子プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

家づくりのコンセプト

宮本則子

宮本則子

あなただけのオリジナル住宅をつくります。
設計はオートクチュール
腕利きの職人さんが真心を込めてつくります。
外部に関しては、頑丈で耐久性があり、長持ちする家
30年ノーメンテを目指します。
木造・鉄骨・RCなどの構造から自由に選択できます。


 [経年変化]
 家を作るにあたって、経年変化の発想を忘れてはいけません。経年変化には2種類あり、1つ目は、建物などの構造物・形のある物体の経年変化です。自然素材は人にやさしいと言って、外部にまで自然素材を使うと、美しいのは初めの1~2年で、どんどん色褪せ痛んできます。メンテナンスをご自分でするか、もしくはメンテナンス費用をかけて5年~10年ごとに改修する必要があります。なので、自然素材は室内空間に使用すると、風合いや香りなどの自然素材ならではの良さが、永く続くことになり、メンテナンスに費用も手間もかかりません。2つ目の経年変化は、家族構成などの暮らす人の経年変化です。結婚を機に、1人が2人になったり、3人や4人に増えたり、また2人になったり…。ずっと1人で暮らす場合でも、だんだん歳を取り、段差が気になったり、手すりが欲しくなります。大切なことは、家族の起こり得る経年変化を、ざっくりと理解することです。家を建てる時に、年に1度だけある家族行事に焦点を当てる傾向があります。その方にとっては一大イベントなのですが、年に1日~3日だけのことです。また逆に、「子育ては一時の事」となおざりに言う設計者がいます。子供が家で育つのは、生まれてから独り立ちするまでであり、家は子供を育てる大切な場所であり続けます。家は、建物であると同時に、暮らしの場であり、家を大切にすると家族の暮らしも守られます。


田川の家



 [昼間の家の住空間]
 1つは照明や外光の配置は、注意して計画します。たとえ階段でも、高小窓1つあれば照明なしで昼間は上がれます。昼間にお年寄りが家にいる時には、照明もエアコンも付けない事がほとんどです。(訪問で分かります)また、照明を減らして「夜はこれくらいでも明るいですよ」という照明デザイナーがいますが、実は昼間でも家庭訪問や来客時に、中廊下や外光が足りない部屋に照度が欲しい場合もあります。建築計画は、24時間の生活や12か月の気候の事や、建物の経年劣化の事やその際のメンテナンス費用が出せるかどうかや、その家で暮らす人が増えたり減ったりすることなど、広く永く考える思考力と、お客様のライフスタイルや仕事の状況を感じ取る人生経験が必要な、結構困難な仕事です。

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宮本則子
専門家

宮本則子(一級建築士)

株式会社千葉工務店

全館空調システムを導入し、経年劣化しにくい工夫を施した長く快適に住み続けられる家。太陽光発電、プロパンガスなど複数のエネルギーを活用することで、災害時に自立できる設計になっています。

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