公正証書遺言作成時の証人立ち合い

昨日はお客様の公正証書遺言作成のため

公証人役場に出かけてきました。

公正証書での遺言作成の際には、

証人が2人必要となりますので、

私はよく、証人をさせていただきます。

証人は私たちのような士業の専門家でなくても、
（未成年者はだめですが）
利害関係がなければ、誰でもなれます。
（推定相続人だったり直系血族だったり、遺贈で財産を貰う人はだめです）

となりにおばちゃんに、ちょっとお願いと言って、
公証人役場に来てもらってもOKなのですが、

遺言の内容はすべてわかってしまいますよね。

証人の役割としては、
①遺言者が本人かどうか確認して、
②認知症でないかとか精神状態はどうか
（遺言の内容をちゃんと自分でわかっているか）
③公証人が作成したものと内容が違ってないか、
こんなことを確認して、サインします。

ですから、結構役割的には重い役だと思います。

遺言が後に争いの焦点になったときなど、
裁判所で証人が証言するなんてことになる事もあります。

そんなことにならないための遺言にしたいですね。

行政書士　青木克博