賃貸物件入居時におけるオール電化電気温水器の注意点
今回の賃貸管理コラムは、お引越し後の困りごとについてご紹介させていただきます。
おもてなし不動産ブログ:引越し後、前入居者の方の郵便への対応以前も対応方法を弊社ブログでご紹介させていただきましたが、8~9月にお問合せを多くいただきましたので再投稿させていただきます。
お引越し後に、前住人(借主)様宛ての郵便物が届いた場合、対応に困ることがあります。
「前住人宛ての郵便物が届いてしまったらどうしよう?」引っ越し直後などに、こういった経験をする方も少なくありません。
突然自分宛てではない郵便物が届くと、どう対応すればいいのか戸惑うこともあるでしょう。
前の住人の方が転居届を出していなかったり、まれに誤配達が原因で起こることがありますが、こういった郵便物にも正しい対処法があります。
この記事では、前住人宛ての郵便物が届いた際の対応方法について、詳しく解説していきます。
【届いた場合の注意点】
誤配達された前住人の方の郵便物ですが、届いた場合の取り扱いには注意が必要です。
なぜ注意が必要か?というと郵便法で取り扱いが規定されているからです。
郵便法第42条では、誤って届いた郵便物について次のように定められています。
- 郵便法 -
第四十二条(誤配達郵便物の処理) 郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。
② 前項の場合において誤つてその郵便物を開いた者は、これを修補し、かつ、その旨並びに氏名及び住所又は居所を郵便物に表示しなければならない。
【対応方法】
受け取った側は、郵便物が誤配達されたことを示すメモを添えて、郵便ポストに投函するか郵便局に通知する必要があります。
対応は以下の通りです。
1. 郵便ポストに投函
メモや付箋に「この住所には●●様は住んでいません。転居済み」などと記載し、郵便物に貼り付けて郵便ポストに投函します。
2. 郵便局員に手渡す
配達に来た郵便局員に直接渡すことも可能です。
他の配送会社の郵便物の場合は、その会社の営業所に連絡すれば、郵便物を回収しに来てもらえます。
この対応を行うことで、配達リストから前住人の名前が削除され、以降郵便物が届くことはなくなります。また、誤配達された郵便物(隣の部屋や違う建物宛てのもの)についても同様の対応が可能です。
【注意!もし誤って郵便物を開封してしまった場合】
さらに、誤って郵便物を開封してしまった場合は、再度封をして、その旨と自分の氏名・住所を記載し郵便局に返送する義務があります。
対応は以下の通りです。
1. 再度封をする
2. 「誤って開封した」と記載したメモを添付
3. 自分の氏名・住所もメモに記載
4. 郵便ポストに投函するか、郵便局や配送会社に連絡する
【まとめ】
前住人や誤配達の郵便物が届いた場合、捨てたり無視することは避けましょう。
これは法律に違反する可能性があります。付箋やメモを使って正しく対応し、郵便ポストに投函するか配送会社に連絡することが求められます。
少し手間ではありますが、適切な対応を行うことが重要です。
賃貸物件へお住まいの入居者の皆様は、どうしてもわからない場合や困った場合は当記事を参考にしていただければ幸いです。
それでは失礼致します