第11期スタート’松山市賃貸管理アート不動産（アパマンショップ）

株式会社アート不動産は、平成22年6月30日で第10期を無事終えることができました。

これもひとえに皆様のご厚情とご支援の賜物と深く感謝いたしております。

　さて、7月から第11期がスタートしました。弊社の今期のテーマは『理念の浸透』です。弊社の経営理念は『地域に必要とされ、長期的信頼の得られる「なくてはならない企業」を目指す』です。朝礼で毎朝、理念の唱和を行なってはいますが、従業員も日々の業務に追われてその言葉を常に念頭においていなかったり、その言葉自体の意味を深く理解できていなかったり、ということが第10期までの現状だったと思います。お恥ずかしい限りですが、社長である私も少し前までは会社を大きくすることに力を入れてしまっており、行動が理念からずれてしまっていることもありました。10回目の決算を終えた今、もう一度初心に帰り、理念を従業員全員に浸透させ、理念に基づく行動をする、ということを目標にやっていきます。

　例えば、賃貸の新築相談があった場合、本当にこの地域にその間取り・価格帯の物件が必要とされているのかを考えてアドバイスをさせていただきます。短期的な弊社の利益を考えて行動するのではなく、その地域が活性化し、家主様がなるべく空室で困ることのないプランを一緒に考えさせていただきたいと思います。

　賃貸クレームに関しては、起こったことをただ対処するだけでなく、何故それが起こったのだろうかということに目を向け、根本的な問題解決を目指していきます。多少時間がかかったとしても長期的にみれば何度も同じクレームを受けることが減り、何度も同じ経費をかけることがなくなります。従業員全員がそのような行動ができるようにしていきます。

　そして理念に基づいた行動ができるように、今まで以上にどんどんお客様のところへお伺いして、いろいろなご意見を頂き、実際にお客様はどういったことを考えていらっしゃるかを肌で感じるようにしていきたいと思います。

　弊社の現状は正直、まだまだたくさんの改善が必要です。そしてそれは、まだまだたくさん成長できるということです。『理念の浸透』を進めていくことによって、弊社が地域に密着してお客様のお役に立てられるよう、従業員一同、よりいっそう精励してまいります。