家創りの考え方の変化 ーコロナの中で起こることー
激変する地球
加盟後、初めてのコラムを投稿させていただきます。
愛媛県西条市壬生川に所在します
自称 日本一あつくるしい工務店
情熱工務店 代表 守口公三 と申します。
情熱工務店は、2013年設立しました。その後、無添加住宅の仲間として、
愛媛県西条市・今治市等 地元を中心にお客様の問題解決に奔走しております。
さて、今回は情熱工務店が取り組んでいる、現代の問題に対する取り組みを
いくつか紐解いていきたいと思います。今回は次の3点
【1】新型コロナウィルスへの対策
【2】激熱化する夏の猛暑への対策
【3】エネルギー消費低減への対策
これらを、少し浅くですが、触れていきたいと思います。
【1】新型コロナウィルスへの対策
地球上が不安に落とし入れられたこの問題。ワクチンの開発を急いでくださっている
医療関係者へエールを送りたいですね。
■無添加住宅のオリジナル漆喰が、ウィルスを死滅することをご存知ですか
無添加住宅では、以前からインフルエンザウィルスが、当社の漆喰に付着すると不活性化する
事実を、NPO法人バイオメディカルサイエンス研究会での試験を通じて確認していました。
今回、新型コロナウィルスと遺伝子情報が90%合致している
『ヒトコロナウィルス(HCoV-229E)』を付着して試験を行ったところ5分で死滅するという結果になりました
一般的なビニールクロスの試験は、添付のデータのとおりです。
これは、漆喰のお家にいると、新型コロナやインフルエンザにかからないということではありません
そこはお間違いの無いよう。
これから、withコロナ afterコロナ の世界にどうご自身と家族の健康を守っていくのか
それが、すべての人類の課題です。
【2】激熱化する夏の猛暑への対策
世界は暑くなり平均気温があがる一方です。現在注目を浴びているのが
■遮熱理論
熱移動の3原則に ①対流 ②伝導 ③輻射 があります。
対流はエアコンのように暖かい空気が動いて熱移動を起こします。
断熱材は、熱伝導を遅らせることができます。その為、
①厚みが厚いほど性能が高い
②中身が高性能であれば、薄いものでも性能が高いわけです。
しかし、一度熱をもった屋根・壁等は、それ自体が発熱体となって輻射熱(放射熱)
を発生させます。屋根裏が50度くらいになるのは、その為です。
すなわち、断熱材というのは、
『熱伝導遅延材』であって、熱を断つ材料では無いのです。これは後日実験を基に
ご紹介いたします。
そこで、熱を断つ方法として、遮熱理論が研究され、アメリカで宇宙産業の遮熱関連産業から
遮熱材が生まれました。これを用いて、断熱材ではできない遮熱による住宅や店舗・工場などの
遮熱化によって、トヨタ自動車など多くの上場企業の向上や、TSUTAYAなどの長時間労働で
空調機器を止めれない労働環境の、電気代を半減させた事例が多くでてきています。
この技術を、住宅に利用するのが遮熱住宅になります。
遮熱理論は、多くのメーカーが後追いをしています。しかしながら、責任施工による
遮熱理論を熟知した 1級遮熱施工管理技士の元、独特な施工法によらなければ
いくら良いものでも、その機能が発揮できないうえ、結露を起こし住宅へ
害を与えることに他なりませんので、ご注意ください。
【3】エネルギー消費低減への対策
昨今の電気代使用量は半端なものではありません。
おまけに、ソーラーパネルの余剰電力の買取価格は、
愛媛では 7円/kw となり、去年の11月まで 48円/kw だった私にとっては、
1/7 になり、速く蓄電池の普及と価格低下を待っているところです。
とはいえ、これからエネルギー消費量をおさえて、少しでもお財布と
身体にやさしい暮らしや企業生活を行いたいのは、最もなことです。
今、ZEH(ゼロエネルギーハウス)をお客様に100%推奨する中で、
『フリーソーラー』のしくみ利用をお勧めしています。
『フリー』 すなわち 『¥0』 です。
初期コストがかからないソーラー発電システムの利用です。
数年前まで、設置工事費が売電気代で支払われるのが、大流行しましたが
その後の新しい仕組みです。私の知る限り、愛媛で取り扱えるシステムは
6社あります(他の都道府県では他にもあると思います)
①HTBエナジー②デンカシンキ③LIXILTEPCO:建て得④TEPCOホームテック:エネカリ
⑤LOOOPゼロ⑥カナメソーラーゼロ
がそれです。しかし、これらには、一長一短あり、使用される方に合ったフリーソーラーシステム
を選択することが求められます。実に各社万別で分かりにくい仕組みですが、大きく分けると
A.屋根貸し(屋根を貸して10年間売電気で支払う)
B.リース(10年間売った電気代金を受け取るが、リース料金を月々支払う)
の2種類に分かれます。これも後日深堀したいと思います。
いずれにしても10年後には自分のものになるわけですが、
10年後は 現在 21円/kw の売電代金が 7円/kw とかに下がるので、10年後の未来を
見据えて計画を立てることをお勧めしています。
とは言え、国が目指しているZEH(ゼロエネルギーハウス)は近未来標準化になります。
そして、温暖化対策や原子力対応で電力行政もひっ迫しているため、電気代も次第に高くなる
ことが予想されます。そうなっても良いように、今しか無いしくみのフリーソーラーを導入して、
将来や災害に備えることが、人生設計における価値付けにもつながると考えています。
さまざまな、技術や情報が渦巻く現代、惑わされないよう、自分の目で耳で確かめて
明るい人生を選んでいってください。
今回はこの辺で。
次回は、毎日大量に吸い込む 『空気』 のお話をしたいと思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。