野間雄司プロのご紹介
どんな車も直します(3/3)
全国から舞い込む修理依頼に対応
「当初は整備の手の内を明かすな、とおしかりをいただいたりもしました」と苦笑しますが、ファンは多く、「ネットでブログを見つけて、来店されるお客さまが多いです」。
依頼を受け、見積もりを提示しても、顧客が納得するまでは整備には入りません。「たとえば直すべきか、買い替えた方がいいのか、悩まれている方もいらっしゃいます。不安な方には、どこをどう直したらいいか、じっくり話し合ってインフォームドコンセント(十分な説明と同意)を徹底しています」。
整備工賃の透明化も図りました。日本自動車整備振興会連合会の定める自動車整備標準作業点数表に準拠して作業工賃(レバレート)制を採用しており、「担当者の技術レベルや時間を要したなどの理由で工賃が上下することはありません」。輸入車などを除き、希望者には工数表も開示しています。
工場には、地元では依頼を断られたり、原因不明で修理ができなかったりした車が日々持ち込まれています。
市内はもちろん、ブログを通じて市外や県外からの依頼も多くなりました。取材をした日には、遠く千葉県からの入庫もあるほど。
輸入車が6割を占めるほか、中には昭和40年代ごろの旧式の車両など「整備マニュアルのない車」もあるといいますが、こういうときこそ、多種多様な車を手掛けてきた経験がものをいいます。
「持ち主にとっては思い入れのある車ばかりでしょうから、何とかしてくれ、と言われたら、何とか修理して残りの人生を全うさせてあげたいです」。目を細めながら語る野間さんからは、車と、車を愛する人への思いが、ひしひしと伝わってきました。
(2017年1月取材)
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