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千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)「東京湾岸法律事務所」 代表弁護士の西島克也です。
本日は,千葉県市川市にある『下総国分寺跡』のご案内です。
下総国分寺は,741年,聖武(しょうむ)天皇によって発せられた「国分寺建立の詔」により,「金光明四天王護国之寺」として建立されました。
下総国分寺跡は,その詔によって建立された下総国分僧寺の跡で,現在の国分寺とほぼ同じ場所にあり,奈良県の法隆寺と同じ配置(法隆寺式伽藍配置)で,金堂・塔・講堂が建てられていました。
1965年から66年に実施された発掘調査では,現在の本堂下から,東西31.5メートル,南北19メートルの何層にも土を固めた金堂の基壇が発見されました。
その基壇の中心から北西40メートルにあたる現在の墓地内に,東西26メートル,南北18メートルの講堂の基壇があり,さらに金堂の基壇の中心から西へ39メートルのところに,18メートル四方の方形の塔跡の基壇がありました。
1988年から1993年の発掘調査では,寺の範囲が東西300メートル,南北350メートルほどになることや,寺づくりや下働きをしていた人がいた場所などが分かりました。
また,国分寺の屋根瓦を焼いた登窯(のぼりがま)の跡も,この近くから発見されました。
瓦にある文様は,当時瓦の文様に多く用いられていた蓮華文ではなく,「宝相華文」(ほうそうけもん)と呼ばれるものです。
宝相華文は中国で考えられた当時の流行文様で,唐草の文様が花のように見えるところからこの名がついています。
是非一度,訪れてみてはいかがでしょうか。
【場所】
下総国分寺
千葉県市川市国分3-20-1
【問い合わせ先】
市川市教育委員会 生涯学習部 考古博物館 考古博物館文化財グループ
TEL:047-701-8399
FAX:047-372-5770
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代表弁護士 西島克也
【アクセス】
・JR京葉線、JR武蔵野線『新浦安駅』から徒歩7分
・東京メトロ東西線『浦安駅』からバス9分『順天堂病院前』で下車
【ホームページ】
http://tokyowangan-law.com/
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