年末調整時の住宅ローン控除のお話し

2015年12月8日

テーマ：年末調整

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード：住宅ローン借り換え、住宅ローン固定金利、住宅ローン審査

年末調整の時期がやって来ましたね！
今回は年末調整時の住宅ローン控除（※）のお話しです。
※正確には住宅借入金等特別控除です。
住宅を買った年（初回）は年末調整では住宅ローン控除を受ける事はできませんので、住宅ローン控除を受けるには確定申告が必要です。
よくお聞きするのは「住宅購入初年度は確定申告をしなければいけない・・」と思っているので年末調整をせず確定申告をする方がいます。
間違いではありませんが勤め先で一度年末調整をしてもらう事により前年と同じように還付を受け、翌年確定申告で住宅ローン控除を受けるといった二段階で申告するのが通例です。　
なぜなら、住宅ローン控除以外の還付金は年末調整により、普段通り早く受取れるからです。
（※初回の住宅ローン控除のお話は来年の2月頃に確定申告の時期に投稿予定です。）

2回目以降控除を受ける場合は、給与所得者であれば会社に必要な書類を提出すれば、
確定申告をせずに還付金が戻ってきます。

2回目以降控除を受ける場合、どのような書類が必要か？

・住宅借入金年末残高証明書（融資額残高証明書等）
住宅借入金年末残高証明がローン借入金融機関より郵送で自宅に送られてきます。
・扶養控除等異動申告書
毎年勤務先に提出します。
・住宅借入金等特別控除申告書
確定申告後税務署より自宅へ郵送されます。１０年分や１５年分が一つにまとまっており、毎年一枚ずつ切離し、会社へ届出年末調整を行います。

いつ還付されるか？

初回の場合は確定申告後、1～2か月後還付金が戻ってきますが、2回目以降は年末調整で
還付金が戻ってきますので、年末年始にちょっと贅沢しておいしい物も食べられます。

還付額がかなり大きい方もいますので、お忘れないように！

不動産コンサルティング・FP・建築士。
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