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鶴見哲也プロのご紹介
地盤調査で得られた情報を提供し、工事や建物、暮らしの安全に生かす(2/3)
工事や建物の安全のために不都合な地盤情報も正確に報告、そして提言も行う
調査で得られた情報を、いかに設計に役立つものに結び付けるかが大切だと語る鶴見さん。ときには設計担当者や施主にとって望ましくない情報を提供しなければならないこともあるそうです。「例えば、雨が降ると冠水してしまう土地には地盤がスポンジのようになっているところもあります。建物を建てるときには相応の対策が必要になるでしょうと伝えます」
鶴見さんの会社では地盤改良工事も行っています。軟弱な地盤があり、構造物を支えられない場合は、杭を打つなどの対策を施します。また工事の際のリスクに関する情報も調査では得られます。それについても報告し、必要な提言も行うそうです。「構造や規模などに応じて、工事方法なども提案しています」と鶴見さん。
地盤調査では、その土地の履歴も確認する必要があるとのこと。「長い間、建物が建てられることがなかった土地は、それに適さない地盤であることが考えられます。その視点で調査を進める必要があります」
大きな構造物の場合は、杭の先端部分を支える地層(支持層)についても把握しなければならないそうで「支持層に大きな傾斜があったり、波打つような起伏のある層だった場合、杭の先端が支持層に確実に届いていなければ構造物の傾きの原因になります。そこはしっかり確認するようにしています」
その上でどのような杭や工法がいいのか、提案することも鶴見さんの“守備範囲”。安全な構造物を造るため、必要な情報を調査でもれなく集め、不都合なことでも報告・提言することを怠りません。
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