12月ライフハック LIFEをランクアップさせる旅
今回の記事では、インテリアライフデザイナーであり、ライフコーチの視点で、インテリアの工夫でより良い人生にする方法をご紹介します。
インテリアを変える予定のない方でも、おうち時間を充実するヒントになると思います。
またご機嫌度をあげるアイディアも散りばめているので、ポジティブな毎日にしたい方も参考にして頂けると嬉しいです。
こんなお悩みありませんか?
・家でくつろげない
・ポジティブでご機嫌になりたい
・毎日のトキメキを増やしたい
これらの悩みを根本的に解決するには、自己啓発や心理的なアプローチが一般的だと思います。
ですが、インテリア(環境)の力で、ポジティブな感情に促すことが可能です。
先の悩み全ては、かつての私の悩みでした。
それを改善できた大きな要因の1つで、最初のキッカケがインテリアだったのです。
インテリアはより良く生きる手段になる
不安症でHSP気質の私にとって、インテリアは「より良く生きるため、よりご機嫌になるための手段」だったのです。
この実体験を通して一番伝えたいのは、
自分の特性に合う環境にすると、生きやすくなり、ひいては人生の質(QOL)さえも上げられるということです。
と言いながらも、インテリアの見た目の美しさだけにこだわっても、より良く生きることには繋がりにくいでしょう。
では何が大切なのか?
そのポイントは「自分の特性」と「ご機嫌な感情」です。
QOLをアップさせるインテリアのコツ
「人生の質は感情の質
」という言葉があります。
毎日が少しでもより良い感情なると、毎日の集積である人生の幸福度も上がる。
そのシンプルな真実に気づいてから、インテリアを考えるベースが感情と心身の状況をいかに良くするか?
または整えるか?ということに重きを置くようになりました。
(特に私は感覚過敏で気になることが多いし、アレルギーや化学物質にも反応しやすい体質なので)
感情というのが意識しにくい時は、「その空間でどんな状態で居たいか?」
(リラックス・クリア・楽しい・スッキリ・パフォーマンスアップetc)を考えてみても良いですよ!
この問いに向き合うだけでもおうち時間がより充実するキッカケになるでしょう。
疲れやすさを軽減させるインテリアのコツ
例えば疲れやすい方の場合は、休息を促すインテリアや、手間や面倒なことを発生させない空間
が良いですよね。
何かをプラスすることに意識が向きがちですが、手間や複雑にならない仕組みにするの方が大切かもしれません。
美しさのために何かを足したら、手間がかかって結局は放置して乱れる…。
お金も時間もかけたのに逆効果…、これは絶対避けたいですよね。
そのためには、まずは自分の暮らしに必要な要素や条件、と共に避けたいことを把握するのが大切
です。
手軽にリラックス感を醸し出したければ、植物柄や緑色をアクセントにした視覚的な方法が一番やりやすいでしょう。
視覚的だけでなく、物理的・しくみも含めて考える
疲れを軽減する目的でインテリアを選びたいならば、視覚的なデザインだけにこだわっても、得られる効果は小さくなってしまいます。
家具の形状や照明によって、体の緊張感がほぐれやすくもなります。
人間工学的な視点で作られた家具などは、体の負担を軽減させますし、落ち着いた暗めの照明は副交感神経を優位に誘ってくれます。
日ごろの掃除の手間を省きたいならば、掃除のしやすい材質や家具レイアウトにすると、毎日の心身のストレスが減るはずです。
こんな風に、インテリアは見た目だけでなく、その空間で過ごす感情・時間の質や、心身のストレス度を変える力があるのです。
インテリアで感情や時間の質を高めたい時は、「自分にとって、どうなったら嬉しいか?」を考えてみましょう。
私の例だと、不安を感じやすかった時期は、なにごとも深刻に捉えがちでした。
だから楽観的な気分や安心感に包まれたくて、無意識にピンクやパステルカラーをインテリアに取り入れていました。
時には気分が変わるように、非日常的な要素もプラスしていました。
非日常の要素で日常を豊かにする
非日常を手軽に楽しむには、音楽や照明がおススメです。
海に行きたいと思えば、波の音やボサノバなどの音楽をかける。
煌々と光る照明を消し、キャンドルや間接照明を使うと、いつかのリゾート地の雰囲気が蘇ります。
「インテリアはセラピーみたい♪」
そんな喜びと共に、インテリアで感情は変えられる!
これを確信した出来事でもありました。
このようにちょっとした工夫で非日常の時間を楽しむことが出来ます。
私はインテリアと共に、自分にとっての心地良い五感を探求していたら、不安を感じる割合がグッと減っていました。
その他、様々な癖(思考やモノゴトの捉え方など心理的・自己啓発的な方法で)を健全に変えたことで、前向きな性格に変わりましたが、私の最初の一歩はインテリアの工夫でした。
(不安な時や不調な時に、何かに取り組むのはとてもムズカシイですもの)
インテリアで自分をご機嫌な感情にできたからこそ、より良い毎日・人生のために取り組む意欲が芽生えました。
インテリアは身近な環境づくりであり、生きたい人生のインフラ整美。
そのためには、あなたの特性(性格・体質・気質)どんな環境や要素で幸せを感じるか?
をぜひ、発掘してみてくださいね。
インテリアの美的さ(視覚的な要素)につてい
インテリアの見た目の美しさについて、あまり触れて来ませんでしたが、美的さもとても大切です。
良い感情になりますものね!
インテリアの美的さも、ぜひ楽しんでください。
ただし、インテリアのデザインにこだわるのは、あなたの特性や幸せを感じる要素・どんな感情でその空間にいたいか?
これらを把握した後がおススメです。
体質を考慮したインテリアをさらにQOLアップ(次回の予告)
インテリアが影響するのは感情だけでなく、体調にも影響があります。
虚弱体質なので、インテリアの工夫無くしてはパフォーマンスがダダ下がりな私です。
次回は自分の特性の中の、「体質」の視点から、自分の体質の弱点を補うインテリアについて、私の工夫していることを含めてご紹介します。