渋谷幸雄プロのご紹介
営利栽培農家とともに青森県の農業を支えます(3/3)
農家を育てることも大切しごとです
農業を取り巻く環境や状況は変化しています。食のグローバル化が進み、消費者の好みは多様化が進んでいます。スーパーや小売店で県外産はもちろん、外国産の野菜や食材はごく普通に置かれています。青森県は食料自給率が高いと言われていますが、それを維持・拡充していくためにも強い農業が必要だ、と渋谷さんは言います。まず必要なのは食の循環です。県内の産品が、効率よく循環することで生産地が恩恵を受けることが大切だと言います。その上で県外へ打って出る、そうすることで外貨獲得につながり農業収入が増えてくれます。それは雇用にもつながり、若い世代や、県外からの就農が期待できると思うと夢は広がります。
今では大手スーパーや飲食店が独自の農場を持つことや、契約農家と協力するのは珍しくありません。有効な商流を組み合わせて、農家や生産者が価格を交渉する仕組みを作ることはハードルの高い作業だと感じます。それと同時に、働きやすい環境も必要との思いから法人化にも情報を惜しまず、行政書士や税理士などと協力して農業自体のあり方を常に考えている渋谷さん。2代目の長男が同世代の農家と協力している姿に「自分にある情報や実績、つながりは伝えていきたいですね」と、これからの農業に大きく期待している様子でした。
(取材年月:2013年1月)
■渋谷幸雄プロのプロフィールを見る
渋谷幸雄プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。