お花を習って、スキルを身につけた後、どうするの?辞める?他の習い事する?
秋田発、おしゃれで可愛いお花のBouquet Salon Sugarの小林佐喜子です。
今の時代に売れるサービス、商品の条件3つ、のお話。
商品、サービスへのニーズは、時代と共に移り変わります。
しかも、最近はそのサイクルも早く、昔は「10年ひと昔」なんてフレーズもありましたが、10年、5年と言わず、1年、半年でも結構景色が変わるのを感じます。
特にコロナを挟んで、コロナ前、コロナ禍、そして現在、アフターコロナ。
急速に世の中が変わり、それに伴い、求められるサービスも変化しました。
まず第一に、
①手軽に特別感が味わえるもの
オンラインが普及し、わざわざ出向かなくても、自宅にいながら完結できたたままたたわるようなサービスが増えました。
初めの頃こそ、敬遠されがちでしたが、お勤めされている方なら、今やオンライン会議は当たり前ですし、
婚活にもオンラインお見合いが当たり前の時代、
慣れてしまえば抵抗感はそれほどありません。
フラワー関係の習い事も、自宅にいながら完結してしまいます。
お料理や楽器の習い事さえ、オンラインが叶っている時代です。
オンラインに限らず、何にしても、手軽に特別感が欲しい。
ひと昔なら、無理だった、売り手側が強気に出られたような欲求が、当たり前のニーズとしてまかり通る時代になったとも言えますね。
第二に
②分かりやすい変化が期待できるもの
バブルの恩恵をわずかばかり体験しているアラフィフの私ですが、昔のように、「なんとなく楽しそうだから」という好奇心だけで習い事をしたり、
サービスを受けてくれる人は今は、かなり少数派です。
いや、もはや絶滅と言ってもいいのかも、というのは、ビジネスを学んでから特に肌で感じます。
それを受けた先の自分がどうなれるか、どんな変化があって、どんな未来が期待できるのか。
そこが明確でないものに対して、なかなかお金をかけようとまでは思って頂けない時代です。
自分のサービス構築、告知の際に、お客様の目線は、そのサービスを「受けている自分」ではなく
「受けた先の自分」に向いていることを意識して、
「どんな変化・メリットがあるのか」を上手に伝えている人は比較的スムーズに商品のお申込みに繋げることができていると言えます。
そして第三に、
③投資回収の可能性があるもの
これは度々私が発信していることですが、大人の習い事は今や、単なる趣味で終わらず、
いずれは自分が展開する側になれる、要は「投資回収の可能性がある」ものにシフトしています。
②の延長でもあるのですが、起きる変化として最も期待が集まるのは
やはり今の時代、「投資回収」です。
例えば私がいるお花業界でも、10数年前までは、
「お花が好きだからお花をを習いたい」
「可愛い物を作りたい」
というニーズは結構ありましたし、私が所属しているフラワーの教会のお教室にも趣味の生徒様が大勢いらしていました。
でも、コロナも経た今、「支払うだけ」で終わり、その先に「回収」が見えないものに対して人々は購買意欲が湧くでしょうか。
そうなると、よほどのカリスマ系講師でない限り、「趣味オンリー」の
メニュー構成で生徒様を集めるのは困難です。
そういう先生でさえ、今やただ「雲の上感」を出すのではなく、
「生き方」とセットで見せることにより、「私も先生のようになれるかも!」
という可能性に夢を持たせる路線を取っていることが多いくらいです。
比較的自由にお金が使えて、10数年前なら趣味系お稽古に
投資していたであろう、独身の方でさえ、
今は投資回収の可能性があるものを選んでいます。
「今は他の本職があるけれど、将来の収入の柱を増やす可能性を今から見つけておきたい」
やはり、「投資回収の可能性」が濃ければ濃いほど投資意欲もスムーズに湧く
というのはあると思います。
③に関しては、主要都市などでは、今は普通になっていますが、
地方である秋田ではまだ「投資回収の可能性」のあるお稽古事というのはほとんどが無いと考えています。
ここが私のコンサル付きのフラワー教室のビジネスチャンスと捉えているので、
今のニーズに合わせて、そこに合わせたサービスの展開を考えてみる。
少し方向性や伝え方を変えるだけで売れ行きがガラっと変わってくると思います♪