雪が農業に与える影響と。冬に行うべき備え
春の柔らかい陽射しから、少しずつ初夏を感じる季節になってきました。
新緑が鮮やかになり、山菜採りや散歩、農作業などで外に出る機会も増える時期です。
ですが、この時期の秋田では注意しなければならない存在があります。――「熊」です。
近年、熊の出没は山間部だけではなく、住宅地周辺でも珍しくなくなってきました。ニュースでも連日のように熊の目撃情報や被害が報道され、「まさかこんな所に…」という場所に現れることもあります。
そして遂に、私が住む地域でも熊が出没しました。
しかも、ただ近くで目撃されたのではなく、なんと我が家の前を熊が走っていったのです。
私の住む地域には、小学校や保育施設、グラウンドゴルフ場などがあり、普段は子どもたちや地域の方々の声が聞こえる穏やかな場所です。
その日の朝、地域には早くから「熊出没注意」を呼びかけるパトカーのアナウンスが流れていました。
玄関先を掃除していた妻のところへ駐在所の警察官が来られ、「熊が出没したので注意してください」と声を掛けてくださいました。
「遂にこの辺にも出たか…」と思いながらも、どこか現実感がありませんでした。
しかし、その日はいつもと違い、小学生の通学する姿もなく、地域全体が静まり返っていました。
すると突然――
家の前を熊が走り抜けていったのです。
その後ろを、クラクションを鳴らしながらパトカーが追いかけていきました。
テレビで見るような光景でしたが、実際に目の前で起きると、本当に言葉を失います。
人は驚きを超えると、ただ唖然としてしまうものだと実感しました。
その後、熊は近隣に民家のない場所で駆除されたとのことでした。
これからは山菜採りや登山、畑仕事など、山や自然に近い場所へ行く機会がさらに増えていきます。
熊鈴を持つ、音を出しながら行動する、早朝や夕方を避けるなど、自分自身を守るための対策が大切です。
「自分の地域は大丈夫」と思わず、ぜひ皆さんも熊には十分注意してお過ごしください。


