あけましておめでとうございます。
冬の積雪は、農家にとって避けられない自然条件の一つです。
雪は作物や施設に被害を与える一方で、正しく向き合えば「守り」や「次作への準備」にもつながります。
まず注意したいのがハウスや倉庫への雪害です。
湿った重い雪は、想像以上の荷重がかかり、骨組みの歪みや倒壊につながります。
日頃から補強の確認を行い、積雪が増える前に早めの雪下ろしを心がけることが重要です。
次に、作物への影響です。
露地野菜では、雪が断熱材の役割を果たし、極端な低温から作物を守るケースもあります。
一方で、長期間の積雪は病害の原因になることもあるため、雪解け後の圃場管理が重要になります。
また、雪の時期は春作に向けた準備期間でもあります。
機械の点検、資材の整理、作付け計画の見直しなど、忙しくなる前に整えておくことで、春以降の作業効率が大きく変わります。
自然を完全にコントロールすることはできませんが、
「雪を知り、備える」ことで被害を最小限に抑えることは可能です。
冬の過ごし方が、その年の農業経営を左右すると言っても過言ではありません。



