整理を業者に、実際にお願いする際のポイントと注意点
今回は、前回「Chat GPT」を使った「生前整理、何から始める?」について「Chat GPT」の答えを記述しましたが、
今回は、筆者なりの補足を記述いたします。
まず、生前整理(終活)を行うメリットです。
生前整理(終活)を行う事のメリットですが大きく3つあります。
一番のメリットは残された家族の負担軽減です。
2つ目は、相続トラブルへの対策です。
3つ目は、自らの生活の整理が出来る事で、心の負担軽減や、生活の負担が減る事です。
続いて、生前整理を行う適正年齢ですが、55歳くらいから始めるが良いでしょう。
この理由ですが、2つあります。
①体力の衰えや病気
だんだん体力が衰え、ガンや事故、今回のコロナのように、本人が望まない形で死んでしまう可能性が、55歳以降は高くなるからです。
②両親の世話
自分の両親の世話が始まるのが大体60台なので、遺言書を書く余裕がまだあるのがこの辺の年齢
という理由です。
最後に主題の「何から手を付けてゆくのか?」という点ですが、私の生前整理での経験から記述いたします。
①デジタル関連整理
もしもの場合、遺族が一番困るのが、パソコンやスマホ関係のIDやパスワードです。
よって、ネット証券、ネットバンク(銀行)、インターネットメールアドレス(ヤフー、グーグル等)、アマゾンや楽天市場などのオンラインショップアカウント、定期視聴TV(NETFLIXや、アマゾンプライム、ディズニープラス等)、携帯電話契約、インターネット契約(光回線)、課金をしている場合のYoutube、課金制のスマホゲーム、LINE、等のIDやパスワードを一覧表にしておきましょう。
また、この際に、亡くなった後に、遺族に見て欲しくない物(恥ずかしい物等)がPCにある場合は、外付けハードディスクに移行させるか、消してしまうのも良いでしょう。
②書類
これは、①以外の書類を指し、保管場所などが判るようにしておくことが重要です。
また、①のパソコンやスマホ関係のIDやパスワードも、書類にまとめて置けばここに一緒に保管すると尚良いでしょう。
主な物は、通帳と印鑑、保険、証券、マイナンバーカード、土地の権利書、ローン関係書類、負債等です。
③遺言書を書くための整理(相続が発生するもの)
自らが亡くなった際にして欲しい事や、して欲しくない事決める。
土地や家屋や金銭の相続について
相続人の把握(現在住んで居る家族以外の相続人が居る場合も記述する)
④遺言書作成
上記、①~③までの内容を整理し、作成する。
財産目録等は、パソコンでの作成した書類を遺言書に添付すれば大丈夫ですが、遺言書は自署で記述し、かつ法務局で保管をする必要があります。
⑤身の回りの整理
趣味品や、現在住んで居る家の中の私物の整理
という順番が良いと思っております。
これは基本的に、家財などの整理は、後回しにして、自身が亡くなった後、遺族が一番困る物から整理するという内容です。
私も簡単ですが、生前整理を致しました。
私の場合は、上記①~③ですが、それでも、頭の中は整理が出来たので軽くなり、同時に心も軽くなりました。
一度、生前整理(終活)をやってみる事をお勧めいたします。
身の回りの整理の際に、お困りの場合、一度弊社「こころテラス東海」にご相談ください。
見積もり、相談は無料です。
自らが行う生前整理や終活のお役に立てるように精一杯の努力を致します。0120-556-288