実家の片付けで処分に困る物 その3(家具・家電・仏壇・衣類・食器)
今回は、今までのお客様から、作業終了後に時々頂く「本当にありがとう。こんなにスムースに終われるのなら、もっと早く頼んでおけばよかった・・・」というお言葉を頂くことが在ります。
これは、遺品整理をどうするのか?という点で、長い時間悩まれていた事から、「肩の荷が下りた」という意味でもあるでしょう。
また、「休みを利用して3カ月自分たちで遺品整理をしてみたが、全く進まず、疲れ果てました。」といお話もお聞きします。
よって今回は、言い方は悪いかもしれませんが、早くやること(遺品整理)を済ませて、故人を偲ぶ時間を早く作ったほうが良いのではないでしょうか?という問いかけの意味もあり、文章を記述しました。
以前、こんな事を聞きました。
時代の変化にともない、社会の風潮と遺品整理のニーズが変化した
姑の遺品整理に半年も費やした嫁が、終わった途端に倒れてしまう…。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、私の知人の親戚にいたそうです。
このような状況だったのは、下記のことが当たり前とされていた時代。
・明治から昭和のある時期までは3世代同居も珍しくない
・祖父母の介護は自宅で息子の嫁(専業主婦)がする
・家族の遺品整理も自分たちで時間をかけて行う
しかし、女性も外に出て仕事を持つことが当たり前の時代に、現在の私たちは生きています。
「遺品整理のニーズ(在り方)」も、時代の流れと共に変化を遂げたと思っております。
昔は家族に看取られ、自分の家で最期を迎える日まで過ごせる時代でした。
しかし、2020年の日本社会は「核家族化」と「超高齢化」が及ぼす、さまざまな社会問題(介護人手不足・年金問題・引きこもりの大人息子娘等)に囲まれています。
それゆえ、自宅で息を引き取るのも一苦労だと言われているのです。
一方、社会変化のポジティブな面に目を向ければ、結婚、離婚、再婚、子供の出産などが、個人のライフスタイルの選択として受け入れられるばかりでなく、
昨今では同性の伴侶と家庭を作るといったような、多様化するライフスタイルが受け入れられる社会へと変化、そして成熟してきたとも言えます。
そうした社会でも「弔い」の概念や定義に大きな変化はありませんが、さまざまな「弔い」のプロセスが顕在化してくるでしょう。
また「遺品整理をプロの業者に頼む」というのも、今の日本社会に求められている「弔い」の一つの形かもしれません。
もちろん、法外な請求をしてくる悪徳業者も少なからず居ますが、愛知・三重・岐阜の東海3県で遺品整理や生前整理にお悩みの方は、是非こころテラス東海にご相談ください。
お金で時間を買うという考え方になるかもしれませんが、先に述べたように「遺品整理のニーズ(在り方)も、時代の流れと共に変化を遂げた」と思って頂ければ幸いです。