依田崇プロのご紹介
支障木・危険木の特殊伐採などを手掛ける「伐採師」(3/3)

自らの技術と意思を受け継ぐ人材を育てていきたい
「青空の下で体を動かし、木に登った時に得られる爽快感が最高」と笑顔を見せる依田さん。今後は、仕事の楽しさを若い世代に伝え、後継者育成に力を入れていきたいとのこと。ただ林業は、給与面、そして体力的にも厳しいため、若い人が定着しないという課題を抱えています。依田さんは住宅まわりの特殊伐採などで収益を上げられるよう、伐採師の認知度を高めていきたいと言います。
「人間と自然が共存できる環境づくりに貢献できるのも、この仕事の魅力です。例えば、里山の不要木を伐採した後、新芽が出て木々が再生していく姿や、若返った森林を見るのはとても気持ちがいいものです。特殊伐採に関しては、難易度の高い作業を効率よく成し遂げたときの達成感が大きいんです」
自然に敬意を抱き、志を持って取り組んでくれる人が少しでも増えることを依田さんは願っています。
「台風シーズンには富士山近郊からもご相談があるので、人を増やせば遠方でも対応できます。造園業界でも、ツリークライミングで剪定や伐採をしているところも多いそうですが、講習を受けずに見よう見まねでやっていると危険です。弊社の従業員には、作業技術だけでなく、安全管理についてもしっかり学んでいただきます」
自らの技術と意思を受け継ぎ、ゆくゆくは会社を任せられる人材を育てていきたいと依田さんは熱く語ります。
「お持ちの山林が荒れていたり、住宅に隣接する木に危険を感じたりした場合などは、ご連絡ください。また、若い人たちには『こういう仕事があるんだ』と知っていただき、興味を持っていただけたらうれしいですね」
(取材年月:2021年4月)
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