依田崇プロのご紹介
支障木・危険木の特殊伐採などを手掛ける「伐採師」(1/3)

田舎暮らしに憧れる人が快適に過ごせるように木々を整備することでサポート
里山の整備や生薪の生産販売のほか、個人宅や別荘にかかる支障木、危険木を伐採するなど、林業を営んでいる「フォレストフェローズ」の依田崇さん。山の中やビルの間といったクレーンが入れない場所には、ロープや滑車を使って木に登り枝を落とすツリークライミングやリギングという特殊伐採の技術を駆使して作業を行っています。
「ツリークライミングは近年、林業の中でも注目されている技術で、弊社では2010年頃から導入しています。主な顧客層は、八ヶ岳周辺の工務店や別荘の所有者、個人宅と幅広く、木が大きくなってしまい『自分たちでは対処できない』と困っている人からの依頼が大半です」
昨今は、都会で暮らしていた人が田舎暮らしに憧れ、森の中に家や別荘を建てる事例が増えています。しかし、実際に住んでみると、枯れ枝や木の実、落ち葉の処理が追い付かず、屋根などの外装が傷んでしまうこともあります。依田さんは、自然に親しみ、癒やしを求めている人たちが快適に過ごせるようにサポートしたいとの思いで、特殊伐採に取り組んでいます。
「建物を建てると、その上に広い空間が生まれますよね。木は光合成をするために、あいているところに枝をどんどん伸ばすので、屋根などを覆ってしまうことがあります。また、森や林のように木が茂った場所で木を伐採すると光環境が良くなり、木々が競争するかのように肥大成長します。そうなると、まわりの住宅や道路に木が倒れるといったトラブルが発生する可能性もあります。倒木などによる事故を未然に防ぐために、伐採を希望する人も多いですね」
<次ページへ続く>
依田崇プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。