子どもの非認知能力を育む遊びと体験の大切さ
子どもたちが「自分はできる」「ここにいていい」と感じられる場を作りたい。その一心で、私は年間40種類以上の多彩なプログラムを設計・実践してきました。
工作やダンス、外遊びはもちろん、夏の海水浴、冬のそり滑りといった自然体験も豊富に取り入れています。これらの活動を通じて育もうとしているのは、テストで測れるような知識だけではありません。思いやり、協調性、粘り強さ、創造性といった「非認知能力」です。これこそが、将来の人生を支える根っこになると私は信じています。
私が運営する放課後等デイサービス「みんなのそら」「みんなのそら にじ」では、「笑顔で迎え、笑顔で帰す」ことを日々の基本に据えています。どんなときも一人一人のあるがままを受け入れ、子どもたちが子どもらしく安心して過ごせる時間を大切にしています。小学生から高校生までが同じ空間で関わる中で、年上の子が年下を気遣ったり、トラブルの場面で仲裁に入ったりする姿が自然と生まれています。そうした縦のつながりの中での学びも、私たちの支援の大切な要素の一つです。
施設では現在、ウサギの飼育も行っています。餌をあげたら食べてくれた。それだけのことが、子どもにとっては大きな成功体験になります。自分の行動が誰かの喜びや生命につながる経験を積み重ねることで、子どもたちは少しずつ自己肯定感を育んでいきます。保護者からは「大好きな場所」「仲間と呼べる友だちができた」という声も届いています。プログラムの豊かさと、受け入れる姿勢の温かさの両輪で、一人一人の成長を支えられることが私の強みです。



