子どもの非認知能力を育む遊びと体験の大切さ
支援が必要な子どもたちに必要なのは、「できた」という経験だけではないと私は考えています。「誰かの役に立てた」という実感こそが、深い自信と生きる意欲を育てると信じています。
私の施設では、子どもたちが描いた絵を地域の介護施設に届ける活動を続けています。受け取った高齢者の笑顔を見て、子どもたちも誇らしげな表情を浮かべる。その瞬間が、私にとっても何物にも代えがたい喜びです。さらに、その絵を使ったカレンダーや缶バッジを制作・販売し、収益を生活困窮者支援団体や不登校児を支えるフリースクール、被災地支援団体に寄付するという取り組みも行っています。子どもたちが社会とつながり、社会に貢献できることを実感できる仕組みを、日常の支援の中に組み込んでいます。
また、2023年には、通信制高校「明蓬館高等学校」のサポート校として「みんなのそら高等学院」を開校しました。障がいの有無に関わらず生徒を受け入れ、不登校経験のある生徒にも配慮しながら、それぞれのペースで学べる環境を整えています。高校卒業まで切れ目のない支援を地域の中で提供できることが私の大きな強みです。調理や職業体験といった実体験を重視し、進学・就職の相談から履歴書作成・面接指導まで丁寧に対応しています。
神奈川県の社会福祉法人で11年間の実務経験を積み、帰郷後に相談支援専門員として多くの悩みに向き合ってきた経験が、この一貫した支援体制の礎になっています。社会福祉士の国家資格を持つ私が、子どもから社会人への移行期を責任を持って支える体制を整えます。



