「健幸」の理念を広げる運動普及のプロ
東海林武
Mybestpro Interview
「健幸」の理念を広げる運動普及のプロ
東海林武
#chapter1
健康」に対する関心が高まっています。いつまでも元気に、自分らしく過ごしたい―との願いを実現させようと、健康づくりの一環として「運動」に取り組む人が増えています。
フィットネスクラブ、ジュニアスポーツクラブ、ゴルフ練習場の機能を併せ持ち、子どもたちから高齢者まで幅広い年代の人たちがスポーツに親しむ場となっているのが、山形市の「スポーツクラブ エスポート」です。充実した施設、多彩なプログラムを用意し、健康な暮らしをサポートする「総合型地域スポーツクラブ」を目指しています。利用者が思い思いの形で汗を流した後は、仲間同士で和やかに談笑する姿も見られます。
「私たちは『健幸の創出と無限の可能性を発見』を経営理念に掲げ、健幸、すなわち、さまざまな形での『健やかな幸せ』をつくり出そうとしています。目指す姿は『健幸創出啓発業』といった感じでしょうか」。運営会社「株式会社セルヴァン」を率いる東海林武さんが力説します。
「セルヴァン(Sailvan)」とは、「帆を掲げて先頭を走る」、つまり「先駆者」の意味です。父親が創業した「スポーツクラブ エスポート」の経営を引き継いだ後、目指すべき姿を突き詰め、「健幸」を理念に掲げるに至りました。小さな頃から野球に取り組み、トップクラスの舞台でプレーを経験した中で培った「スポーツは体力づくりや精神面の成長に有益」という信念が、挑戦の下地になっています。
#chapter2
「スポーツクラブ エスポート」は、フィットネスクラブ、ジュニアスポーツクラブ、ゴルフ練習場の三つの機能を持つ、複合型のクラブであることが特徴です。それにより、さまざまなプログラムを提供することができ、どの年代の人でも運動を継続しやすい環境となっています。
マシントレーニングなどに取り組む人は、時として過度なトレーニングを行い、それが負担となって体を壊したり、つらさから運動するのをやめてしまう場合があります。健康づくりの観点からは望ましくないこと。そこでエスポートでは、要望に応じて、その人に合ったトレーニングメニューのアドバイスを行っています。マシンも、体をほぐす効能のある「ストレッチマシン」を導入し、好評です。汗を流した後、サウナや展望の良い準天然温泉の大浴場でリラックスできるのも、楽しみの一つです。
レベルの高いトレーニングを行いたい人にも対応可能。利用者それぞれに寄り添った対応が身上です。プロバスケットボールチーム「パスラボ山形ワイヴァンズ」、都市対抗野球大会に出場した「きらやか銀行硬式野球部」などのサポートも行っています。
利用者が交流できるイベントも積極的に行っています。ゴルフコンペやゴルフ定例会などには毎回、多くの参加者があります。
「健康になりたいと思う人は、その先にある『幸せ』や『喜び』を感じたいのだと思います。それがまさに、弊社が目指す『健幸』。新型コロナウイルス感染症問題で、イベント開催は難しい状況ですが、できる範囲のことを行いながら『健幸』の輪を広げたい」。そうした東海林さんの考え方が、利用者の笑顔に結び付いています。
#chapter3
地域の未来を見据えて、東海林さんが特に力を注いでいるのがジュニアスポーツスクールです。スイミング、野球、サッカー、ゴルフ、体操、剣道、ダンス、バレエの8種目を「塾」として開講し、途中で種目の変更も可能。そこには「無限の可能性を見つけ、育てる」意味があります。
4歳から12歳の間は、子どもの身体能力・運動能力が著しく発達する「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。この時代にさまざまな種目を経験することで、多様な体の動きを身に付けることができます。経験を通し、より自分に合った種目に出合うことは、可能性の発掘にもつながります。
(取材年月:2020年9月)
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Profile
「健幸」の理念を広げる運動普及のプロ
東海林武プロ
スポーツクラブ運営
スポーツクラブ エスポート 株式会社セルヴァン
人々の「健やかな幸せ」を実現するため、スポーツや運動に親しみやすい体づくり、環境づくりを推進します。利用者それぞれに寄り添い、その人に合ったプログラムを提供します。
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