今朝の北日本新聞より~傷病手当金について~
『2013年度から65歳支給開始とされている制度を支給開始を5年遅らせて、70歳からにする事を国は検討してる!』
の続きのお話です。
なぜ、今この様なことが議論に挙がっているのでしょか?
その答えは・・・・
『現在の年金制度は、すでに限界が来ているから』
の一言に尽きます。
では、なぜ限界に来ているのか?
答えは、日本の年金制度は世代間扶養の考えに基づく
『賦課方式』で、高齢者世代の年金給付に必要な財源を
現役世代の保険料で賄っているからなのです。。
すいません、かっこつけて言いました・・・ゴメンなさいm(__)m
つまり、分かりやすく言うと、現在、現役世代の方が支払っている社会保険料は、将来の自分の為に国が個別に積み立ててくれている訳では無く、そのまま現在年金を受け取っている方々に仕送りしているような形になっているのです。
(ご存知でしたか?私はこの業界に入るまで全く知りませんでした・・・(*_*))
1999年度には現役世代2.54人に対して1人の年金受給者の方に仕送りしていたのに対し、
2009年度には1.86人で1人(!!)の年金受給者の方に仕送りしているのです。
近年、日本は高齢化社会が進み、少子化が深刻問題になっていますね。と、言うことは・・・
(その3に続く)