ダンス・エキシビジョン in とやま 2021 に出演いたします
先日、おわら風の盆の最終日に八尾に行ってきました。
以前にも書いたように、この日は青木先生が大型の台風をしょってきていたはずなんですが、霊峰立山に守られて、富山は奇跡的に台風の直撃を免れました。
「こんなのわざわざ遠くから観に人が来るの?なんで?」と先生は何度も聞いてきました。
なんでといわれても、いいものはいいんです。
おわらの最終日は、踊り手も地方も、自分たちのためにおわらを堪能する日。
話には聞いていましたが、本当に明け方まで、唄って踊ってしているとは…!
唄い手さんに感動、踊り手さんに感動、胸の熱くなるひと晩でした。
青木先生は伝統というものにノックアウトな様子でした。
小さいころからしみついている、DNAの強さというのでしょうか。
コンテという西洋のものにもかなわない、伝統という日本の文化にもかなわない、とかなり凹み気味。
こんなすごい人でもそうやっていろんなことに衝撃を受けていくんだな、と思いました。
そして貪欲に前に進むんだな、と。
バレエだけ、コンテだけ、と偏らず、絵画も彫刻も、良いものにはどんどん触れていくことが心を豊かにし、人としての大きさを広げていくことでしょう。
夜中の4時ごろ、地方衆だけで街を練り歩いていました。