ダンス・エキシビジョン in とやま 2021 に出演いたします
中学高校生以上のクラスです。
かなり難しい理論を駆使してレッスンをしています。
毎回毎回、自分たちの身体との真剣な会話がなされます。
日々繊細に変わる体の感覚、前回体感したものを呼び起こし次の段階に進む、それらを使って身体を動かし、その先の可能性を見出していく。
出来ないことだらけ。
出来なくて当たり前。
今自分の中で起きた身体機能本来の反応。
何かを見つけた。
そんな毎日がダンサーの身体を作り上げていきます。
技術的なことに関してある程度のことが出来ているのならば、その動きのクオリティを上げてレベルアップを図ります。
数多く回ることだけが、べらぼうに高く飛ぶことだけが、バレエのレベルではありません。
バレエの永遠の課題、アンドゥオール(脚の回旋)の本当の意味を突き詰めていくことで、今なお根付いているメソッドへの取り組み方や受け取り方を考えるきっかけになり、これまでのバレエの歴史の流れをみつめることになります。
知れば知るほど、気付けば気付くほど、選ばれし者がやるものなのだと思わされます。
みんなヘコみます。後ろ向きになることもあります。でも、みんなバレエが大好きで通っています。
選ばれし身体条件ではない私たちにも、ケガを少なくし、より綺麗に踊れるようになるための方法を生徒と一緒に、生徒にも教えられながら、日々研究しています。