ダンス・エキシビジョン in とやま 2021 に出演いたします
上手に両立をする。
最近子供たちによく言うことです。
週に何度も通ってくる子や、夜遅くまで練習する子が多いので、親御さんも私たちも子どもたちの成績はやはり少ししドキドキします…。
今は学年末試験の期間なのでレッスンを休んでいる子も何人かいます。
そんな中、いつもと変わらずレッスンに来る子たちも何人もいます。
中学3年生の受験生もこんな時期までレッスンに来ているうえに、そのうちの1人は来月の回転木馬にも出演します!
彼曰く、レッスンをしていないと勉強も出来ないんだそうです。
私たちも子どもたちによく質問します。
「国語は好き?」 「理科の観察は得意?」 「物理はわかる?」
一見バレエとは関係ないように見えますが、学校の勉強や友達との付き合い方、日々の生活態度など、バレエの中でその様子が露見してくるのです。
国語ができなければ先生の話を理解することができない、理科の観察が得意な子は上手な人のやり方を目で盗むことができる、自分で起きられない子(自主性のない子)は教えられることに対して受け身、…などなど。
勉強だけできて、要領が悪くてもいけません。
テレビばかり見て、本を読まなくて想像力が付いていない子も増えています。
そのため最近の子供たちは人の考えていることを思い図ることも苦手です。
そういったことも視野に入れて子どもたちの指導に当たっています。
このように、バレエだけではなく、人として、いずれ社会人として生きていくための社会性なども身につけていってほしいと願っています。
将来に何を見据えているか、と人にもよりますが、勉強することでバレエにプラスになり、バレエをすることで必要な何かを見つけていくために、学業との両立は上手にできるようになるように指導しています。
写真は受験まっただ中の中3男子、江本先生にアダジオクラスの指導をしてもらっている様子。