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独自開発した研修とコーチングで上司と部下のコミュニケーションを円滑にし、業績をアップ!

上司と部下の悩みをスッキリ解決する研修講師&コーチ

石田祐一郎

株式会社GO FRONTIER、石田祐一郎さんプロフィール
株式会社GO FRONTIER、石田祐一郎さん講演風景

#chapter1

マネジメントの基本は仕組みとコミュニケーション。その両方を学ぶことで部下との関係は良好になる

 上司というポジションに立つと、誰もが1度は悩むのが部下との関係です。なぜ、部下はやる気を出さないのか? どうして、自分で考え行動しないのか? 管理職の悩みはつきません。その悩みをスッキリ解決してくれるのが、株式会社GO FRONTIER(ゴー フロンティア)、代表取締役の石田祐一郎さんです。石田さんは23年間、役員まで務めた企業経験を活かし、研修講師とコーチングを行っています。

「ひと昔前の企業では、飲み会の席で野球や相撲などありふれた話題でコミュニケーションを交わし、上司と部下の信頼関係を築いていました。しかし、時代は変化し、価値観の多様化が進むにつれてそういった場や共感するものが少なくなり、お互いの信頼関係が築かれないまま日々の業務を重ねています。その結果部下との関係は悪化する傾向にあります。」

 とはいえ、目先のことで忙しい中間管理職は、部下とのコミュニケーションまで手が回らず、適切なサポートができていません。しかし、がんばるのは最初だけでいい、と石田さんは話します。

「飛行機を例にあげて考えてみましょう。離陸をする時は操縦に神経を使い、パワーも必要ですが、いざ高度を上げてしまえば、あとは慣性の法則、浮力を利用して自動運転です。部下の教育も同じ。部下としっかり信頼関係を築けば、あとはやる気を出して自分から動いてくれるようになります」

 石田さんの研修は1日で完結し、1回につき数人~50人程度まで対応しています。研修を終えた管理職たちは、口々に「スッキリした」と感想を述べていきます。

「簡単に言うとマネジメントの基本は、仕組みとコミュニケーションです。それを学ぶ中で、その先に自分や組織がどうなりたいか、実現したい未来とは何かを明確にしていきます」

 研修を終えた参加者は、自分が何をすべきかが分かり、晴れやかな表情で帰っていき、後日「仕事の効率があがった」、「会議が明るくなった」など、前進したことを報告してくれます。

#chapter2

「ウインウイン」の関係を意識することで、「バッドサイクル」から「グッドサイクル」へ

 石田さんは過去にスタッフ、課長、部長、役員、そして現在は経営者、企業におけるすべてのポジションを経験し、幅広い層に向けて研修が可能です。

「大企業ではダイバーシティが進み、若者だけではなく、女性や外国人との関わり合い方がわからない、風土が硬直しイノベーションが起こせない。また中小企業ではPDCAサイクルが回せない、時間の使い方がわからない、など悩みもさまざまです。その一つ一つに、独自プログラムをカスタマイズして研修を行っています」

 多様な環境で成果を上げている理由は、石田さん自身の経験が大きく影響しています。

「昔ながらの企業風土の中で勤務をしていた私は、日本のマネジメントスタイルに危機を感じていました。それは、なぜなのか? 自分の反省点も含め、コーチングを勉強して論理的に理解し、答えを見つけられたのが今につながっています」

 40~60代の会社員は課題を指摘、怒られて成長していきましたが、現在ではそのやり方のみでは限界が生じています。お互いの価値観や強みを活用し、上司と部下、会社と従業員、営業とクライアント、社員と外注が協力しなければ、企業の成長は止まると石田さんは話します。

「『バッドサイクル』を『グッドサイクル』に変える!ウインウインの関係が築ければ、成果を上げるだけでなく、上司と部下の関係も劇的に良くなります」

株式会社GO FRONTIER、石田祐一郎さんコーチング風景

#chapter3

日本を元気、活気、やる気のある国にし、世界を笑顔にする!

 研修やコーチングを通して、日本を元気、活気、やる気のある国にしたい、というのが石田さんの思いです。さらに、日本の良さを海外に伝えたいという大きな目標も持っています。

「聖徳太子の『和をもって尊しとなす』という言葉は、ビジネスにおいて知恵の方向性を教えてくれます。日本の歴史上の人物の偉業は、マネジメントにおいて重要なことを教え、他国にはない独自の戦略を伝えてくれます」

 実は歴史が大好きという石田さん。研修の中でも歴史上の人物を例にとり、興味深い話を盛り込んでくれます。

「歴史にも深くかかわってくる日本の神社ですが、日本の独自の宗教観もマネジメントに役立ちます。神社は『すす払い』などで知られるように、掃除を徹底しています。海外ではキレイにする文化は意外と少なく、これがクオリティを高めることにつながっていることが知られていません」

 日本の工場などでは「5S」という活動が行われています。整理、整頓、清掃、清潔、躾の頭文字をとったものですが、このような日本で生まれた概念を文化と交えて海外へ発信しようと石田さんは考えています。

 日本、そして世界のビジネスシーンに目を向ける石田さん。目の前の部下の悩みが、石田さんに出会うことで、それぞれの目標に変わるのではないでしょうか?

(取材年月:2017年11月)

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