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収入、年齢に関わらず、真剣に結婚したい人を支援する結婚相談NPO

真剣な婚活を支援。門前払いをしない結婚コンサルタント

影山頼央

中立の立場で誠実な婚活を支援する結婚相談NPO ブライダルサポーターの代表、影山頼央(かげやまよりひさ)さん
一人ひとりの婚活スタイルに合わせた支援を提供しています

#chapter1

費用の負担が少なく、中立な立場のNPOで誠実な婚活をサポート

 「門前払いをしない結婚相談所」をモットーとするブライダルサポーター。結婚相談NPOが運営する結婚相談所です。立ち上げたのは代表の影山頼央(かげやまよりひさ)さん。きっかけは友人の婚活でした。「男性の友人が何人も結婚相談所に入会を断られたんです。全員が40歳前後で正社員、年収も標準。疑問に思い、調べてみました」

 その結果、成婚率を重視するあまり確実に成婚できそうな人以外の入会が難しくなっていることを知った影山さん。「真剣に結婚を考える誠実な人が条件で判断されて結婚できないのはおかしい。収入や年齢に関わらず婚活できる結婚相談所をつくろう」と考えたそうです。

 収入が低い人も入会できるよう、費用の負担をできるだけ小さくしたいと試行錯誤した結果、事業型NPOとして活動することを決意。「NPOにすることで、自治体と組んだ活動ができ、さらに広告費を抑えることもできます。少子高齢化問題にも意見しやすくなりました」

 また、誠実で真剣な婚活のためには、信頼できるプロフィールが大切です。そのため、ブライダルサポーターでは、独身証明書をはじめ提出書類はしっかり確認します。「業界的に最近は提出書類を省略する傾向にありますが、それが後々トラブルの原因となるのです。ブライダルサポーターは提出書類が多いと言われますが、提出書類をきちんと出すことで、その方の結婚に対する誠実さ、真剣度がわかります」。こうした取り組みが、自然と誠実な方々が集まる結婚相談所となっているのです。

#chapter2

全件取次と年中無休のシステムが、迅速で効果的な婚活を提供

 ブライダルサポーターには、他の結婚相談所から移ってくる方も多いそうです。「なかなか信頼できる相手に出会えない、時間ばかりかかって成婚に結びつかない。そうして婚活疲れしてしまった方が、最後の頼みの綱としていらっしゃいます」と影山さん。

 ブライダルサポーターの特徴は、お見合いの「全件取次・全件チェック」です。会員は、IBJ(日本結婚相談所連盟)のシステムを使い、他の加盟相談所に登録している会員も含めて希望のお見合い相手に申し込みができます。相談所によっては、ピッタリ条件に合わない場合は取り次ぎしないこともありますが、影山さんは申し込みする場合もされる場合も、すべて取り次ぎます。「年収が少し足りないけれど、他の条件はすばらしい方もいらっしゃいます。それで出会いの機会をなくしてしまうことを避けるためです」

 また、必ず相手のプロフィールをチェックし、先方の相談所にも公開されたプロフィール以外で大切なことがないか確認。両者が安心してお見合いできるようにします。

 年末年始以外、年中無休であることも大きな利点です。「お見合いの日程調整、お見合いの結果報告など、結婚相談所の休日が入ることで気づかないうちに活動期間が延びることが多いんです。月会費の負担も増えてしまいます。婚活では時間のロスをなくすことも成功の秘訣です」と影山さんは語ります。

 また、会員の担当は同性のスタッフですが、プロフィールのチェックは異性のスタッフが行います。その後も定期的に状況を確認し、アドバイスを提供。異性の視点を加えることで、より成婚の確率が高まるそうです。このように、一人の人間の経験や勘に頼るのではなくいろんな視点からのアドバイスやデータを活用することで、より効果的な婚活をサポートできるのです。

結婚相談NPO ブライダルサポーターのイメージキャラクター。親しみやすさが人気です

#chapter3

シニア、障害者の婚活も支援。手厚く親身な対応の結婚相談所

 影山さんが積極的に取り組んでいるのが、シニア向けの婚活支援です。「シニアの方々は『たくさんの人と出会わなくても、気が合う人に一人出会えればいい』と口々におっしゃるんです。パソコンのシステムを使うのが苦手な方もいらっしゃいます」と影山さん。また、相続の問題から戸籍上の夫婦でなく事実婚を望む方も。影山さんはそんなシニアのニーズに応え、データから希望に合う相手を選び、個別に紹介する方法も提供しています。

 また、障害をお持ちの方の婚活にも力を入れています。障害について詳しい担当者が専門で婚活をサポート。打ち合わせや相談はチャットワークやビデオチャットを使い、遠方の方や外出が難しい方にも対応しています。お見合いもバリアフリーの場所を選ぶなど、障害の程度に合わせた対応を行っています。

 会員との関係で影山さんが大切にしているのは「イーブンな関係」であること。よりスムーズな婚活を進めるために、ルールはしっかり守っていただく。同時に、会員の要望には全力で応える。真剣に誠実に結婚を考えている方が成婚できるよう、一人ひとりに手厚く親身にサポートしています。

 「自分が婚活するならブライダルサポーターしかない、と思っています」とにっこり笑う影山さん。年齢、収入、障害、パソコンが苦手・・・いろんな理由で婚活をあきらめている方。まずは影山さんに相談してみてはいかがでしょうか。

(取材年月:2015年1月)

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影山頼央

真剣な婚活を支援。門前払いをしない結婚コンサルタント

影山頼央プロ

結婚コンサルタント

結婚相談NPO ブライダルサポーター

真剣に誠実に婚活に取り組む人であれば、収入、年齢など条件で門前払いをせず、一人一人に合った親身なコンサルタントを行う。シニア、障害者に向けた専門的な婚活支援も提供。

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