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嶋田由紀子プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

「働かされてる」ってホント?新入社員のポジティブ革命

嶋田由紀子

嶋田由紀子

テーマ:新入社員

9月の中旬ごろ、新卒で今年から働き始めたピカピカの新入社員さんとお話しする機会がありました。
すると、開口一番こんな話が。
「同期、もうけっこう辞めちゃってるんです…」

えっ、もう!?
まだやっと現場配属されたばかりなのに!? と思いつつ、理由を聞いてみると──
• 「こんなに働かされるなんて…」
• 「考えることが多すぎる…」
• 「就活終わったのに、また自己分析!? 疲れた…」

なるほど。

確かにこの会社、自己分析が社風レベルで根付いていて
常に「自分は何がしたい?」「どう動くべき?」と考え続ける日々。
まるで“就活の続編”みたいな毎日です。

でも、そんな中でキラリと光る言葉をくれたのが、話してくれた新入社員さん。

「みんな“働かされてる”って言うけど、私は“お金をもらって勉強できるなんてラッキー!”って思ってるんです」

(…え、天才ですか?)



学生時代はお金を払って学んでいた。
でも今は、学びながらお給料ももらえる。
しかも、やりたいことを叶えるために必要な知識を吸収できる環境。
これって、まさに“学びのゴールデンタイム”じゃないですか!

(なんと!)

しかもこの方、仕事だけじゃなくて──
• 推し活もしてるし
• 旅行にも行ってるし
• ちゃんとリラックスもしてる
つまり、「働く=人生のすべて」じゃなく
「働く=人生の一部として楽しむ」スタイルを確立してるんです。


そして思ったんです。

やりたいことがまだ見つかっていない人も、今の時間がヒントの宝庫かもしれない。
自己分析って、夢を見つけるための“地図づくり”みたいなもの。
地図がなければ、目的地にはたどり着けない。

でもその地図、誰かがくれるわけじゃない。
自分で描くしかないんです。



だからこそ、「働かされてる」と思う前に「何が得られるか?」を探してみてほしい。
もしかしたら、今の毎日が未来の自分をつくる最高の材料かもしれません。

そんな事を言いつつ、私もまだまだ地図は完成していません。
完成したと思ったら、「あれ?この道、通行止め!?」みたいなことが起きて、また描き直し。
人生って、Googleマップみたいにスムーズにはいかないんですよね。
むしろ、手描きの地図を持って、迷いながら旅してる感じ。

でも、描き直すたびに新しい景色が見えてくる。
だから私はこれからも、地図職人として(?)せっせと線を引き直しながら進んでいこうと思います。

「働かされてる」じゃなくて、「お金もらって学べるなんてラッキー!」っていうその一言
いや〜、働くってやっぱり面白いなって思わせてくれました。



こんな前向きな話を聞かせてくれる人に出会えたことも嬉しいし、
この仕事をしてると、そういう話に触れられるチャンスがたくさんある。
それって、かなりラッキーだなって、しみじみ思います。

きっとこれからも、私たちは何度も迷って、立ち止まって、また描き直していく。
でも、そんなふうに自分の地図を更新し続けることこそが
働くってことの醍醐味なのかもしれませんね。

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嶋田由紀子
専門家

嶋田由紀子(キャリアコンサルタント)

Office Lale

社員が笑顔になり、コミュニケーション力が向上する研修をオーダーメイドで提供。ハラスメントやメンタルヘルスなど多様な課題解決もサポート。キャリアコンサルタント資格を有し、社員のキャリア相談にも応じます。

嶋田由紀子プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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