人生最後の畳替えで、後悔する人・しない人の違い
安く買えたのに、後悔している人がいます
畳替えの相談を受けていると、
こんな声を聞くことがあります。
「前に安いと思って頼んだんですけど、
いろいろ思うとことがあって…」
安くしたのに、
なぜ後悔が残るのか。
その理由は、畳そのものではありません。
畳が安い・高いの違いは「商品」ではありません
多くの方は、
「安い畳=安い畳表を使っている」
そう思われがちです。
でも実際にお客様が
お金を払っているのは、
畳表という商品ではありません。
払っているのは、
職人の仕事です。
採寸、製作、敷き込み、仕上げ、
そして周囲への気配りや、商品の説明、
最後まで責任を持つ姿勢。
それらすべてを含めた
「仕事そのもの」に対して、
代金を支払っています。
同じ畳表でも、仕上がりは全然違います
例えば、
最高の仕事ができる職人がいたとします。
その人に、
一番安い畳表を使ってもらった場合でも、
- 寸法はピタッと合う
- 隙間が出ない
- 膨れない
- 見えない部分まできれい
- わかりやすい商品説明
- 感じのいい接客
畳表以外の部分は、
100点の仕事になります。
だから、
決して激安にはなりません。
一方で、
安い職人が同じ畳表を使ったらどうでしょう。
- 畳表がダブつく
- 膨れや浮きが出る
- 隙間ができる
- 縁が汚れる
- 足跡が残る
- 気配りがない
- 説明もよくわからない
- 雑な口調
いくら安くても、
残念な気持ちだけが残る。
こういう仕事は、
安くせざるを得ません。
じゃあ、高ければいいのか?
答えは、
ある程度は「はい」です。
高いのに雑な仕事をしていれば、
口コミで必ず分かります。
仕事は長続きしません。
きちんと仕事をしている人は、
自然と値段もそれなりになります。
これは特別なことではなく、
当たり前の話だと思っています。
安く済ませた畳替えで、
気になるところが余計に目についてしまう。
それが一番残念な選択です。
値段の前に、考えてほしいこと
畳替えは、
何度もするものではありません。
- 誰が使う部屋なのか
- どれくらいの期間使うのか
- これが最後の畳替えかどうか
その答えによって、
選ぶべき畳も、
頼むべき人も変わります。
あなたは、何を大事にしますか?
安さを大事にしますか?
それとも、
丁寧さや信頼を大事にしますか?
畳が安い・高いの違いは、
商品ではなく、
仕事の違いです。
畳職人として、
そのことをお伝えしたいと思っています。




