ホントは怖い「スマホ脳」
皆さんこんにちは。
何かと話題の ChatGPT ですが、私も2月頃から試していました。
ChatGPT に質問し、様々な文章を生成させて遊んでいたのですが、文章の正否は様々でした。
中には隠蔽されていて、知っていても教えてもらえない情報もありました。
こっちは答えを知りつつ聞いているのですけどね。(笑)
やはり英語に比べて日本語はマイナー言語なので、いい線を突くこともあれば、?と思える回答もあって、まだ改良の余地がありそうですね。
と、ここで終わったらチャンチャンという感じでしたが、実はもっと凄い実力があったので、今回はそれについて書いてみます。
ことの始まりは、何気なくプログラムを要求したところからでしたが、そこから次第にエスカレートし、次のような少し複雑なものを要求してみました。
Q:HTML5で、サイズ指定可能な画像1個が、左から右そして左に戻るように動くプログラムを作ってください
少し時間が掛かったので、流石にここまでか?と思っていたら、ゆっくりと回答が表示されました。
A:以下は、HTML5とJavaScriptを使用して、サイズ指定可能な画像が左から右に動いて、その後左に戻るアニメーションを実現するプログラムの例です。
「おお凄い!理解した!」
そして本当に、このようなソースを生成しました。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Animated Image</title>
<style>
#image {
position: absolute;
left: 0;
top: 100px;
width: 200px;
height: 200px;
}
</style>
</head>
<body>
<img id="image" src="example.jpg">
<script>
const image = document.getElementById("image");
let position = 0;
let direction = 1;
setInterval(() => {
position += direction * 5;
image.style.left = `${position}px`;
if (position >= window.innerWidth - 200) {
direction = -1;
image.style.width = "400px";
} else if (position <= 0) {
direction = 1;
image.style.width = "200px";
}
}, 50);
</script>
</body>
</html>
早速試したところ、問題無く動きました!
文章読解よりも遙かにこっちが凄いんじゃないか?と思える瞬間でした。(笑)
しかしこれって、過去に描いたことがある『夢の道具』じゃないですか?
少し調整はしていますが、弊社のサーバーにアップロードしましたので、次のリンクで事例をご覧になれます。
・動作事例はこちら
便利になって感慨深いのと同時に、喜んでばかりはいられません!
何故なら、大失業時代の足音が聞こえているのは私だけでしょうか?
特にホワイトカラーが危ないと言われて久しいですが、米国ではGAFAMで5万人以上のレイオフ(解雇)が出ていますし、他でも恐らく上級職以外はその可能性があると考えられます。
事務、税理士、行政書士、司法書士、弁護士、不動産取引、プログラマー、デザイナー、他諸々…。
事務や税理士は、国際会計基準に加え、クラウド会計になったことで、海外からの参入も早まり、そこに精度の高いAIが絡んで来ると、遅かれ早かれあるべき姿がハッキリと見えて来ますよね?
不動産取引は、これまで効率が悪かったものが早晩是正されていくのでしょうが、その過程で取引手数料が引き下げられる可能性があります。
また米国では弁護士の初期相談にAIが使われ始めていますが、もともと判例重視な世界ですので、そもそも人間よりAIの方が圧倒的に得意です。
もちろん倫理的な問題などはありますが、裁判のスピードが飛躍的に速くなるのは確かですね。
百歩譲って少し肯定的に考えたなら、機械に一生懸命働いてもらって、人は遊んで暮らせるような社会になるのなら、それはそれで一杯やりたいことあるので、最大限に人生を謳歌しちゃいますが…w
このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。