仏像のあるくらし 韋駄天
大元帥明王(だいげんすいみょうおう)
もともとは、外道神(悪鬼)であった夜叉大将が釈迦に導かれ改心し仏教を守る明王になったとされています。
明王の中でも、最も恐ろしい姿で表現されています。
肌は、黒青色、首や手足には、蛇が巻き付きどくろの首飾りをしているものもあります。
怨敵調伏ために行う大元帥法(だいげんのほう)の本尊として祭られています。これは、敵国降伏のために朝廷のみが修する秘法であったそうです。
ご利益
主として護国、外敵退散
大元帥の名の通り全ての将軍を統率できるとされています。
トップを目指す人には、欠かせない明王ですね!