山根浩二プロのご紹介
【自分を変えよう変えようと必死にやっているけど今まで何も変われなかった、あなたへ】(2/3)
「たった10時間で私の人生は一変しました!」
山根さんは大田市内の高校を卒業後、大阪で就職。2年後にUターン、家業の水産加工の仕事を手伝いました。結婚後置き薬の営業マンに転職しました。お年寄りの話し相手になるのもサービスの一環です。「経験を積み相手の話を聞くことには自信がつきました」。こうした時期に一冊の本に出会いました。「鏡の法則」(野口嘉則著、総合法令出版)。親子のトラブルをコーチの助言で解決するというストーリー。初めてコーチという仕事を知りました。「人の話を聞いて世の中の役に立つ」―自分に適した魅力的な仕事として興味をかき立てられました。
ネット上で知った独自のコーチングを行うプロコーチから計10時間のコーチングを受ける中で物事の捉え方が変わり、自信と行動力が増す体験をしました。2012年には、独立開業の意思を固め、一般社団法人日本マーケティングコーチ協会の講座も受講。13年1月、製薬会社を退社しプロコーチとしての一歩を踏み出しました。
地縁も血縁もない中でのスタート。ある程度の困難は覚悟していました。会社訪問など営業活動に取り組みましたが、コーチングへの理解はなかなか得られません。「コーチ=指導、と誤解されることも多かったですね」と苦笑い。知人と主宰する出雲での15人規模の異業種交流昼食会を毎月開催し、人脈づくりにも努めています。悩みながらもチャレンジを続け、徐々に存在が知られるようになりました。
「パーソナルコーチングのサービスは多くの人が必要としながら身近になかったサービスで、分野を問わず人の関わる全ての業種に有効です。実績を積み上げてもっと多くの人にコーチング的な考え方を知っていただき、本来の実力を発揮する方が増えることによって地域の活性化に役立ちたい」と話します。
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