ニーズをくみ取るコミュニケーションと、暮らしの質を高めるリフォームで日々を豊かに（1/3）

オール電化や太陽光発電、浸水を防ぐ止水板や地震に備えた耐震施工も提案

　拠点を置く佐賀県をはじめ、長崎県、福岡県、熊本県北部で戸建てや集合住宅、事業所などのリフォーム業を営む「QOL」代表の松尾陽一さん。社名はQuality of Life（生活や人生の質）に由来し、「顧客が生きる上での生活の満足度を高めたい」との思いを込めています。

　「当方では、調理器や給湯器などのオール電化、キッチン、バス、トイレといった水回りの改修工事、床や壁紙の張り替えのほか、頻発する水害や地震に備え、浸水を防ぐ止水板の設置や災害対策も行っています」

　また、電力を自給自足する太陽光発電システムや、複層ガラスなどの高断熱窓、電気・ガスの消費量を抑える高効率給湯器の導入にも注力。政府が温室効果ガスの排出量を削減するカーボンニュートラルを目指しているため補助金も手厚く、申請手続きを支援するので、ぜひ検討してほしいと言います。

　「お客さまの快適な毎日を守るため、年1回の無料メンテナンスも実施しています。施工箇所や販売した機器の状態を細かくチェックするので“わが家の定期健診”として好評です。『壁紙がはがれてきた』『ドアがうまく閉まらない』など、不具合があれば随時、受け付けています」

　松尾さんは「個々の困り事に向き合うにはコミュニケーションが重要」と新入社員研修も自ら担い、身だしなみ、あいさつ、言葉遣い、商品知識などに磨きをかけて現場に送り出します。

　「契約から施工、完成まで担当者が変わらないのも弊社の特長です。お客さまの要望をよく理解している人間が最後まで寄り添うので、コミュニケーション不足によるトラブルが起きにくいですね」

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【次ページ】オール電化住宅に可能性を見いだし起業。防災やヘルスケア事業も展開

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