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脇田達司プロのご紹介
足で稼いだ情報を基に、九州のスポーツを発信するフリーアナウンサー(1/3)

うわべのものだけで実況してはいけない
学生時代の陸上(長距離)をはじめ、カーリングやトライアスロンなど珍しいスポーツの競技歴をもつ脇田達司さん。昨年までは東京でフリーアナウンサーとして活躍していましたが、昨年、故郷でもある九州に拠点を移し、九州を軸に地元・九州のスポーツを盛り上げる仕事をしようと、「Anchor's Room(アンカーズルーム)九州」を立ち上げました。
東京では主にハンドボールや六大学野球などのスポーツ実況を手掛けていたという脇田さん。東京に出る以前も、福岡や佐賀のテレビ・ラジオで道路交通情報のキャスターや駅伝・学童野球などの実況を務めていたと言い、アナウンサーとしてはベテランといえるでしょう。
衛星デジタル放送が始まって以来、スポーツなど各ジャンルの専門チャンネルが飛躍的に増えて、その後のインターネットTVの普及でスポーツ専門の動画配信サービスがJリーグを独占したりと変遷を経てきましたが、「我々アナウンサーからすると、放送メディアが変わったとしても、やることは変わらないんですよね。Jリーグは一例なのですが、主要コンテンツの一つ・海外スポーツなんかはだいたい東京でやってるオフチューブ(映像だけを海外から買って、実況を東京のスタジオでつける放送形式)で、極端なことを言うと、家でテレビを見ながらそれに実況当ててるのと同じなんです。もちろんオペレーションは世界中から映像が送られてくるので世界中のいろんなスポーツを見られるようになるのはいいんですけどね…」と脇田さんは話します。
「海外の試合だと、行くだけでも交通費と人件費がとんでもなくかかるので、映像だけもらって東京で音をつけてコストはかけないというのは分かるんです。ただ、私の中では、現場に足を運ばず、ネットで手に入れるという簡単過ぎる手段に危機感をもっています」と脇田さん。
「先日、九州六大学野球の取材で西南学院大学のグラウンドに行ったんですけど、現場に行って選手や監督に話を聴いて取材をする。その下地をしっかりもっておかないと、うわべのものだけで実況しちゃうのは怖いなって思っています」。試合は西南学院大と東大とのオープン戦でした。「東大が入っている東京六大学野球を実況させていただいたこともあるんですが、会場は神宮球場なのに、スタジオ(球場外)で喋るんです。それには私も苦労しましたね」
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