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無双状態

阿部哲也

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テーマ:ブログ

2年前のバイエルンミュンヘンユースカップ

決勝まで勝ち進んだ日本でしたが

ナイジェリアに1-3で敗れ準優勝。



予選リーグでもナイジェリアに敗れてアフリカ勢に完敗でした。





ナイジェリア

アフリカ勢は、昔から

ザ・身体能力が武器でした。



走らせたら世界一速い

長い距離も短い距離も。

オリンピック、世界選手権のマラソンはほとんどアフリカ勢が独占している状態。

動体視力も世界一

跳んだり跳ねたりしても世界一





しかし、技術とスキルは乏しい

規律や団体行動、戦術理解も低いのも今までのアフリカ勢でした。





しかし、いざ戦ったら

上手い・賢い・判断を間違えない

戦術理解も高い。





今まで「弱点」だった物が「強み」に変わると



元から備わっていた身体能力がさらに最高レベルで活きてくる。





まさに「無双状態」





これでは日本も手に負えない。。。





だから、日本の元から備わっている「技術」「スキル」「献身性」「協調性」を

さらに最高レベルで活かすためには

「身体能力」を上げていくしかない。





アフリカ勢の「逆張り」をしていかないと世界と戦えない。





今、現代サッカーは「フィジカルサッカー」がより顕著になってきている。

レアルマドリードやリバプール、マンチェスターシティ、パリSG、などのビッグクラブの試合を見ればよくわかる。



そこに現代サッカーの戦術・主流がくっついてきて技術とスキルで表現しているのが現代サッカーだと思う。



実際にスペインに行った時も

激しさ、プレースピード、パワーは日本とはまるで違うし

そこに技術とスキルが伴っていて

判断を間違えない。





サッカー大国は強くなる「文化」が備わっている。



だから、そこに食らいついていかないと世界との距離は離される。



女子も男子も若い年代やオリンピックなどでも世界でも上位に食い込めるけど

A代表になったら世界30位くらい。(現在FIFAランク17位)





その今の現状に向き合って育成は取り組んでいかないといけない。

日本基準ではなく

「世界基準」にしていかないといけないね。

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阿部哲也
専門家

阿部哲也(サッカー監督)

グラッソFC

元Jリーガーが指導する、子どもを対象にした選手育成型サッカークラブ。技術や理論を教えつつも心の成長を重視し、世界を目指す選手を育成。ナイター完備の人工芝コートで練習でき、海外クラブチームとも提携。

阿部哲也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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