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コラム

セーターとニットの違い?

2017年1月25日

テーマ:今さら聞けないファッション用語

コラムカテゴリ:くらし

お客様のご質問で。


先日、お客様に聞かれたのですが、

「ニットとセーターってどう違うのですか?」

との内容です。





世間では、当たり前のように
ファッション用語が飛びかってます。

アイテムと素材の用語が入り混じっていたりして、
分かりにくい事も多いですね。




当たり前のようで、
専門用語もいっぱいのファッション用語。

簡単でわかりやすく。
を基本内容にして、ご理解頂き、
ファッションを楽しんで頂きたいと思います。

**************************
今回は
「ニットとセーターの違い」




まず、
服の生地は色々ありますが、
大きく2つに分かれます。

「織って作られた生地」
「編んで作った生地」

ニットは編んで作った物。

専門的な言葉では、ニットは減らし目や、リンキング、リブ織りなどで、
形や、伸びを変えたりします。
カットソーもニット素材で、
編んで作った生地をカットしてソーシングした物の事を、
カットソーと言われます。
(例外もありますが、、、)
代表的なアイテムは=トレーナー、Tシャツなど。
とご理解下さい。

ニットは素材の事で、
セーターは「かぶるタイプ」の物。

首を通す部分が、
マル首、Vあき、タートル、オフタートル、
衿付きなどのデザインが変わります。

前があいておりボタンなどでしめるのが
「カーディガン」です。




ニット=素材名
セーター、カーディガン=アイテム名。




ニットや、カットソーでのアイテムは、
セーターやカーディガンだけではなく、
パーカー、トレーナー、スエットパンツ、
また、
女性物はスカート、パンツ、ワンピースと、
ほぼすべてあります。



縫製もニットと織物では、
ミシンや縫い方も変わります。
中に貼ってる芯もニット用と織物用、厚手、薄手、
それぞれ作る服によって分かれてきます。


ニット=編み物=伸びる素材
ですが、
織物なのに伸びる生地は、
PUと言うストレッチ糸を使用します。
洗濯タグの素材でPUと明記されてるとお考え下されば、
分かりやすいです。

どうでしょうか?

お持ちのニット素材やカットソーと、
織物との違い。
代表的なニットのアイテム、
簡単なご説明ですが、
ご理解して頂けましたでしょうか?

*******************


わからない言葉など、ありましたら、
いつでも、ご質問下さい。

この記事を書いたプロ

小川多栄子

大人のオシャレを提案する専門家

小川多栄子(GAR’S(ガーズ))

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