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不動産で損する人をなくしたい。徹底したヒアリングで不安を和らげ、誰もが納得できる解決策を目指す

信用と信頼を第一に、顧客に寄り添う不動産の専門家

重村裕一

重村裕一 しげむらゆういち
重村裕一 しげむらゆういち

#chapter1

不動産の専門家として、客観的な立場から相続物件の売却や活用方法を提案

 「当社では、土地・建物の売買や賃貸の仲介業務をはじめ、不動産管理に関するコンサルティング、建物の建て替えやリフォーム業などを手掛けております。マイホームのご購入やお部屋探し、空き家になったご実家の利活用など、お客さまのご要望やご事情に沿って誠心誠意お手伝いいたします」

 そう語るのは、大阪市を拠点に事業を展開する「クレアクロス」代表の重村裕一さん。大阪府を中心に近畿一円に対応し、時には名古屋まで赴くこともあります。

 「さまざまな要因が絡んで複雑になるのが相続物件です。親子やきょうだいで、遠慮なくものが言える間柄だからこそ、もめてしまうことが往々にしてあります。不動産取引について法的な知識を備えている当方が、客観的な立場から状況を考察し、皆さまが納得できるご提案をいたします。必要に応じて各分野の専門家もご案内しますので、まずはお話をお聞かせください」

 すでに他の業者と手続きを進めている人に向けては、「担当医とは別の医師に意見を請う、セカンドオピニオンのように使っていただくことも歓迎しています」と呼び掛けます。

 「以前、『売りに出すのは難しい』と言われた相続物件の扱いと、ご親族さまとの関係で悩んでいる方がお見えになりました。物件の状態と近隣の相場をリサーチした結果、販売は可能と判断したため、私が間に入り1年かけて調整を図りました。最終的に、ご親族さまも納得され、円満な形で売却することができました。お客さまがほっと安堵される様子を見て、私もうれしかったですね」

#chapter2

人と不動産をつなぐ架け橋として信用と信頼を第一に、顧客の立場に立って親身に対応

 重村さんは「一生かけて打ち込める仕事がしたい」と、2016年から不動産業界に転身。入社1年目に賃貸と売買の基本を一通り身に付け、宅地建物取引士の資格を取得。物件管理や運用、リフォームといった経験を重ね、2020年に独立しました。

 「ありがたいことに、今では9割ほどのお客さまがご紹介や口コミをきっかけにご来店くださっています。『重村さんにお願いして良かった』とのお言葉をいただくと、喜びを感じると同時に、一層お役に立てるよう精進していかねばと身が引き締まります」

 社名の「CREACROSS(クレアクロス)」は自社の理念を表す造語で、「不動産やサービス、人をつなぐ架け橋となって新たな物事を創造する」という意味があるそう。

 「例えば、結婚やお子さんの誕生を機に新居を構えたり、リタイアによって住み替えたり。ライフステージの変化に寄り添い、お客さまが理想とする人生をかなえられるよう知恵を出し、実現していくことが当方の役割です。一筋縄ではいかないこともありますが、その分やりがいも大きいですね」と重村さん。

 「『ありがとう』と言ってもらえることが、私どもの誇りであり財産」と胸を張ります。

 一方で、「強引に営業される」など、業界に対してネガティブなイメージを持たれやすい側面もあることから、真摯(しんし)かつ謙虚な姿勢も忘れません。「お客さまのかけがえのない資産や、暮らしを営む場となる大事な住まいを扱うにあたって、信用と信頼に値する人間でありたい」と力を込めます。

重村裕一 しげむらゆういち

#chapter3

「8割聞いて2割話す」。顧客のニーズや真意をくみ取り、深く理解した上で提案

 顧客と信頼関係を築くために、ヒアリングを大切にしているという重村さん。「8割聞いて2割話す」のバランスを心掛けているそうです。

 「お客さまの真意をくみ取り、深く理解することで、本当に有用な手だてを導き出すことができます。口に出して初めて、ご自身の思いに気づかれ、ハッとした表情をされる方もいらっしゃいます」

 今後について打ち合わせをする際は、複数の案を用意し、それぞれのメリットとデメリットを丁寧に説明してから本人に選んでもらいます。時には、選択肢を提示した上で「今回はこれがおすすめです」と一つに絞り、背中を押すこともあると言います。

 「ご自身で決めたい方もいれば、方向性を示してほしい方もいて、人によって心地良い接客は異なりますから。その方が求めていることが、その方にとっての正解です。ご本人のニーズを知るためにも、お客さまの話をとことん伺います」

 重村さんは2021年から、SNSを使った情報発信にも力を入れています。「不動産で損をしたり嫌な思いをしたりする人を、減らしたいと考えています。業者に言われるがまま、必要のない契約までしてしまうといったことも、残念ながら少なくないんです」

 不動産取引は大きな金額が動くため慎重に臨みたいところですが、市場の動向などを読むのは容易ではありません。
 「ご心配されるお気持ちはよく分かります。皆さまの不安を和らげるために全力を尽くしますので、ささいなことでも遠慮なくご相談ください」

(取材年月:2023年1月)

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専門家プロフィール

重村裕一

信用と信頼を第一に、顧客に寄り添う不動産の専門家

重村裕一プロ

宅地建物取引士

株式会社クレアクロス

不動産の専門家として、客観的な立場から相続物件の売却や活用方法を提案。「不動産で損する人をなくしたい」との思いを胸に、徹底したヒアリングで不安を和らげ、顧客が求めることを明らかにし、問題解決へと導く。

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