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イギリス出身の講師のもと本物の言語に触れ、英語力を伸ばせる教室

英語教授法をもとに指導する英語講師

STEVENSASHLEY

STEVENSASHLEY すてぃーぶんすあしゅりー
STEVENSASHLEY すてぃーぶんすあしゅりー

#chapter1

座学やゲームを組み合わせて、子どもたちが楽しく学べる英語環境を用意

 グローバル化が進む中、世界の共通言語である英語の能力を高める重要性が増し、2020年からは小学校でも英語教育が必修化されました。

 「学校の教科として勉強する前から本物の言語に触れて身につけてほしい」と話すのは、スティーブンス アシュリー(STEVENS ASHLEY)さん。2017年、大阪府豊中市に英語教室「3C ENGLISH」を開校し、3歳から小学6年生くらいまでの子どもたちを迎え入れています。

 現役の国立大学教員でもあるスティーブンスさんは、出身地のイギリスで英語教授法の修士を取得。現在も夏休みにロンドンの大学で教べんをとる英語指導のスペシャリストで、子どもたちが楽しく英語を学べる環境づくりをしています。

 「就学前のお子さんには、絵を描いたり工作をしたりアクティビティを通して遊びながらレッスン。小学生のジュニアコースでは当方のオリジナル教材で座学も行い、特にスピーキング、リスニングに力を入れています」

 教室内では、子どもたち同士も英語だけで話します。教材で学んだ内容をゲームでも実践し、英語でのコミュニケーションが活発になるよう工夫しています。

 「例えば『Would you like some drinks?』というフレーズで文法や単語を学んだ後、トランプのババ抜きのような『Go Fish(ゴーフィッシュ)』というゲームをします。ドリンクがテーマなら、ジュースや牛乳などのイラストカードを配り、『Do you have any milk?』と相手に欲しいカードを要求してそろえていきます。子どもたちは『勝ちたい!』という思いが強く、積極的に英語でやり取りをしています」

#chapter2

成績表で成長を可視化。ネイティブスピーカーの子どもや各種英語試験にも対応

 豊中市には帰国児童の受け入れ校があるなど、公立の小中学校で「豊中型国際教育」を推進。スティーブンスさんのもとではネイティブスピーカーやインターナショナルスクール出身の子どもなどに向け、試験を経て合格者のみが入会できる「アドバンストコース」を設けています。

 「外国生活で生きた英語を身につけても、日本に帰国してから言葉を忘れてしまうケースも多いです。アドバンストコースでは2クラスを用意し、長文の読み解きや難しい単語を教え、上級クラスではディベート(討論)もします」

 教室は春学期(3月~7月)と秋学期(10月~2月)の2学期制を導入し、期末には子どもたちに成績表を渡します。
 「『読む、書く、聞く、話す』の四つの技能をグラフで可視化しています。向上した点と弱点を英語と日本語でコメントし、アドバイスも添えます。親御さんには『苦手なこともフォローしてくれてありがたい』と喜んでいただいています」

 また、春休みの時期には小学生以上を対象に、英検やTOEIC、TOEFL、イギリスやアメリカで多くの教育機関や企業が採用しているIELTSなど、各種英語能力試験に対応した授業を実施しています。

 「最近は高校入試で英検資格を優遇する学校が増えました。英検のライティングは、参考書に解答例が一つか二つしか載っていないことが多く、『自分の答えが合っているかどうかわからない』とよく聞きます。保護者の方からも『ライティングに特化したコースを開いてほしい』という声が寄せられていて、開講を検討しています」

STEVENSASHLEY すてぃーぶんすあしゅりー

#chapter3

英語を身につけて存分に力を発揮し、世界に羽ばたけるようにサポート

 初めて英語に触れる子どもから上級者まで、それぞれのレベルに寄り添いサポートしているスティーブンスさん。生徒たちが成長する姿が何よりのやりがいだと語ります。

 「なかなか上達しなかったお子さんが、通い始めて3年ぐらいたって急に私の言葉を理解したり質問したりするようになって、びっくりしたことがありました。物静かなお子さんが『英語の朗読コンテストに出たい』と言って出場し、入賞した時もうれしかったですね。イースターなどのイベントを通じて、外国の文化に興味を持つ子どもたちにも希望を感じます」

 スティーブンスさんは大阪出身の妻と共に2013年に来日。英語が話せない日本人が多いことに驚き「日本人は、ものづくりをはじめさまざまな分野で高いスキルを持っているのに、言葉の壁で伝わらずに歯がゆい思いだった」と言います。

 「以前、海外支店を持つ日本の大手メーカーの社員さんに英語を指導していたことがありました。意思疎通を図るツールとして習得していただき、ぜひ日本のすばらしい技術力を世界に発信してほしいです」

 自身の教室でも、将来的にビジネスパーソンのためのコースを開きたいと考えているそう。日本の人たちが語学力を伸ばすことで、存分に力を発揮することを願っています。
 「子どもも大人も英語力を身につけて、世界に羽ばたいてほしいです。私にできるのは英語を教えることだけですが、その輪をもっと広げるお手伝いをしたいと思っています」

(取材年月:2023年10月)

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専門家プロフィール

STEVENSASHLEY

英語教授法をもとに指導する英語講師

STEVENSASHLEYプロ

英語講師

3C ENGLISH

国立大学の教員も務める英語教育のスペシャリストが子どもたちを指導。座学やゲームを組み合わせ、はじめて英語に触れる子どもからネイティブスピーカーまで能力に合わせてレッスン。各種英語能力試験にも対応。

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