戦う場所
そうじゃなかった「歌詞」
♪ それ錨あげ 波乗り越えて
乗り出せ 我が海原へ…
唄ったことがある気がするが、タイトルを知らなかった。
「船乗りの夢」という童謡なのだそうだ。
♬ おお 海こそ 故郷よ…
しかし、原曲があるらしい。
南北戦争の時の行進曲なのだという。
原曲のタイトルは
「トランプ! トランプ! トランプ!」
勿論、あのヒトの応援歌ではない。
イチニ! イチニ! イチニ!…
といった感じだろうか。
捕虜が仲間に勇気を与える歌だそうである。
母校以外の校歌を歌える
夏の高校野球県予選が始まる。
スタンドには応援歌や校歌が響く。
耳から夏を感じる瞬間だ。
4つの合同チームを含め、県予選参加は60チーム。
考えてみると、合同チームが勝ったらどうするんだろう。
母校でもないのに覚えてしまった校歌がある。
♪ 水産の利は無尽蔵 波もさかまけ風も吹け
世界の海の果てこそは 鳴りてし止まぬこのかいな
ふるうわれらの独壇場ぞ 鵬程万里なんのその
進取の大翼なみうちて 使命の海を統御せん
こんなに勝利のイメージにぴったりな校歌はあるのか、と感心した。
深紅の旗がすぐ近くまでやってきたときだからなおさらだった。
だが、この歌詞は3番だったことを後で知る。
沖縄水産はもともと那覇市にあり
校歌は「那覇港頭の青空に~♪」から始まる。
でもやっぱり「水産の利は…」が染みついているのだ。
沖水は“古豪”の二文字から抜け出せるだろうか。