相続診断士として生命保険を有効に活用するプロ
小野進吾
Mybestpro Interview
相続診断士として生命保険を有効に活用するプロ
小野進吾
#chapter1
岡山市の中心部にオフィスを構えるのは、「総合保険代理店株式会社ソニックジャパン岡山支店(岡山県岡山市北区富田町)」の支店長で相続診断士の小野進吾さん。
岡山信用金庫(現おかやま信用金庫)職員として社会人生活をスタートし、その後生命保険会社を経て独立。金融・保険業界での経験は30年以上におよぶベテランです。
また、生命保険・金融プロフェッショナルで組織される「MDRT」の会員資格を取得し、国際的に生命保険と金融サービス事業の優績者として評価されている小野さん。
「MDRTで学んだ『常に顧客の利益を会員自身の直接間接の利益より優先』という考え方が、私自身の生き方を貫く信条にもなっています」と話す小野さん。
「とにかくほんの少しでもいいからお役に立ちたい。不満なく平等に財産分け出来ないから争族になります。生命保険は「分割」遺産分割不要で、しかも受取人を指定でき、亡くなった後に確実にお金を渡すことができる金融商品。「納税」相続が発生しても凍結されず、受取人が単独で手続きできる金融商品。「非課税枠の有効活用」生命保険の受取には、法定相続人*500万円まで非課税枠があります。又契約者・被保険者・受取人の選び方により課税関係が異なる金融商品であるメリットを伝えて、お客様のお役に立てることこそ本懐です」と想いを込める。
#chapter2
信念にも近い思いを抱くようになったのは、信金時代の経験から。当時昼夜なく、時間外でも顧客のもとに駆け付け、頼まれ事を引受けていた。利他に徹して「尽くす営業」スタイルでも成績はトップ。周囲に一目置かれる異色の存在だったといいます。「しかし、命を削り汗水流し、油まみれになってボルト1本を製作している会社に融資が通らないなど、資金繰りに困って苦労している人の思いに添えない無念さを感じたことが何度もありました」と当時を振り返る小野さん。
悔しい思いをしながら個人・法人営業を経験し、引き抜かれてソニー生命保険へ移ってから20余年。一人一人のライフスタイルに寄り添い、個別に保険をプランニングするという営業を学び「お客さまのお役に立てるプランを設計できる喜びを知った」といいます。
12年間同社で働いたのち「もっと幅広い情報提供をと1社専属では限界を感じ、2005年12月にソニックジャパンのエージェントとして独立しました」と小野さん。
現在、ソニックジャパンの取扱保険会社数は、生命保険会社23社と損害保険会社11社。1社の保険商品だけを販売していた頃は、多様なニーズに商品が対応しきれませんでしたが、今は複数のプランを提供できるのが強み。「オーナー企業であれば、社長の方々から明日の売上資金繰り借入返済の悩みを聞き財務分析から契約へと結びついています」
小野さんならではの「包摂(ほうせつ)の精神」で顧客数は次第に増え、現在では法人約200社と契約しているといいます。
#chapter3
高齢社会を反映し、最近では相続や会社の事業承継に関係する相談が急増しています。「地震、台風、豪雨などの自然災害が増え、いつ何が起こってもおかしくない時代。備えは万全にしておきたいですね」と保険の大切さを強調する小野さん。
「生命保険は高さ(保障)と距離(期間)がもっとも大切。私はお客さまの潜在・顕在ニーズを徹底的に引き出す努力をすることが、保険営業のプロだと思います。だから、仕事の話をする前に、困ったことがあったらまずそれを解決するために動いてしまうんですね」と笑顔を見せます。「営業マンたるもの、人懐っこくあれ」のアドバイスが、今の自身の礎になっていると小野さん。
「保険はお客さまの人生に寄り添うほど長いおつきあいになります。私の考える最大のサービスは、仕事をやめないこと。『継続』こそが、お客さまの安心と信頼を得られる原資になると思っています」
現在、小野さん自身も同社に勤務する長男へ事業の引継ぎを行っています。事業承継のうえでも、生命保険は後継者が一番悩む借入金返済が可能になる事を身をもって実感しているそう。兎に角、人生100年時代遺族の為だけでなくシルバーライフはゆとりをもって、リスク防衛の総費用が事前に計算できる安心感をお届したいと喜びに満ちた笑顔が印象的でした。
(取材年月:2019年9月)
(登)SJ 201908-001
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Profile
相続診断士として生命保険を有効に活用するプロ
小野進吾プロ
ファイナンシャルプランナー
株式会社ソニックジャパン岡山支店
相続診断士資格を持ち、相続関係のファイナンシャルプランに精通
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