PROFESSIONAL
STORIES

Mybestpro Interview

科学的根拠に基づいた確かな技術で、新しいライフスタイルを切り拓く

人々の快適で安心な暮らしを生涯応援するプロ

吉松敏博

吉松敏博 よしまつとしひろ
吉松敏博 よしまつとしひろ

#chapter1

先見の明で着目したコーティング剤を徹底的に調べる

 建設に関する業務全般や不動産を専門としている吉松敏博さんが、2011年から力を入れているのが、「光触媒」の施工。
「光触媒」とは【光をエネルギーとして科学反応をおこさせる媒体】のこと。光エネルギーでも、太陽光発電の場合は、光がボードにあたると、エネルギーが電気になります。それが光触媒の場合は、光が当たっている間、そのエネルギーで表面にくっついている有機物(菌、臭い、汚れなど)が分解されます。その効能の高さゆえに、全国のあらゆる機関や教授が研究を重ねています。
 「光触媒」ができることは、①抗ウイルス・抗菌(インフルエンザ・コロナ対策、感染症対策、パンデミック対策、食中毒対策)、②消臭(シックハウス対策・タバコ臭対策・トイレ消臭・体臭、動物臭対策対策)、③防汚(外壁・ショーウインドウ・看板・車ボディー・テントなどの汚れ防止)などです。

 吉松さんが長年の技術と経験から選び抜いて、おすすめしているコーディング剤が「ハンノウコート」。これは、一般的には紫外線にしか反応しない光触媒の性質に対して、蛍光灯やLED、ブラックライトなどにも反応する性質をもっているため、たとえば室内など、効果を発揮するシーンが多くなる利点をもっています。
また、水酸化チタンをベースとしている成分の特性ゆえ、定着率が高く、半永久的に反応し続けるという特長も。
たとえば壁にコーディングされた光触媒に光があたると、活性酸素を作り出しウィルスや雑菌を不活化、すべての有機物に対して反応を起こすため、①抗菌や抗ウィルス、②消臭、空気浄化、③防汚、有害物質除去などにも効果を発揮します。

 吉松さんが光触媒に着目した時に、全国のすべての製品について調べに調べた結果、科学的、実用的な面で最も優れていると判断したのが、静岡県の会社「ナガムネコーポレーション」が製造している「ハンノウコート」だったそう。すぐに会社へ連絡をとり、実際に工場へ出向き、優れた部分に改めて納得して取り引きがスタートしたのです。

#chapter2

持ち前のメンタルの強さと行動力

 西大分港の板金会社の経営者で職人としても働いていた父のもと生まれた吉松さん。小さい頃から数ミリ単位の狂いにも妥協を許さない、精度の高い職人の仕事ぶりや、ものづくりの面白さを、間近で見て育ちました。
 幼稚園から小学校4年生まで、通っていた柔道教室に行くため、自転車で大分駅近くまで一人で行くなど、勝ち気な少年時代。「犬が好きだったんですが、小学4年生の時、学校から帰ると、放し飼いにしていた犬が、野良犬と思われて保健所に連れていかれてしまったんです。両親が仕事でいなかったので、すぐに電話帳で保健所を調べ、自分でタクシーを呼んで、お小遣いを握りしめて車に乗り込みました」。無事に愛犬を保護できたこの話からも、精神的な強さや行動力が感じられます。
 
 鶴崎工業高校へと進学し、その後、職業訓練校で様々など資格を取得して、19歳からは父の会社で技術的な事を勉強しながら、職業訓練指導員免許など収得。28歳の時に、父が亡くなりましたが、「まわりの方々に支えられて今があるんだと思います」。と吉松さん。

 吉松さんが仕事で意識するのは、取引先からSOSの電話がかかってきた時に、その対応を最優先にすること。「目の前の現場はいったん他の者に任せて、すぐに駆けつけ応急処置をします」。そうした実直で誠実な人柄での仕事ぶりで、さまざまな事業を請け負い、ここまで続けてきました。
 吉松さんの心にはもうひとつ、リスクヘッジを重視することの大切さが刻まれています。「何本も柱があれば、ひとつの事業が上手く行かなくなったり時代の波があっても、危機回避することができます」。人生経験を重ねたことで揺らぐ事のない、仕事との向き合い方を身に付けたのです。

吉松敏博 よしまつとしひろ

#chapter3

確固たる自信をもつ製品を全国、そして海外へ

 光触媒を施工するのは、大分県はもちろん、全国のビジネスホテルや老人ホーム、公共施設、商業施設、教育施設、タクシーやバス、電車、船舶などの交通機関と多岐にわたります。その根底には「ハンノウコート」を取り扱い始めてから「ナガムネコーポレーション」と共に二人三脚で、商品をよりよいものへと改善、進化させ、積み重ねてきた実績と経験が、確固たるものとして心にあります。「今の目標は、この素晴らしい商品をもっと広くの方に知ってもらい、使って頂きたいということです」。

 しかし、この商品について熟知することはもちろん、正しく商品を使って施工することこそが、信頼と実績につながります。「あくまでも守ってきた信頼を崩さないよう、取り扱う事業者には、施工技術指導を行うなど、草の根活動を続けていきます」。まずは日本において、光触媒という知識や技術を広く浸透させ、ひいては海外展開も視野に入れているとか。そのしなやかな生き様で、これからも確かな軌跡を歩んでいきます。

(取材年月:2020年10月)

リンクをコピーしました

Profile

専門家プロフィール

吉松敏博

人々の快適で安心な暮らしを生涯応援するプロ

吉松敏博プロ

光触媒

有限会社 ビューコーポレーション

建物に関するあらゆる知識と技術を蓄えてきました。その信頼と実績をもとに10年前から取り組んでいるウィルスの不活化をする光触媒をもって、感染症対策など未来における人々の安全な暮らしをつくっていきます。

\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /

掲載専門家について

マイベストプロ大分に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または大分朝日放送が取材しています。[→審査基準

MYBESTPRO