【避難所の闇】衝撃の備蓄品没収とクレクレ被害に遭う防災グッズ5選

皆さん、こんにちは。HIRO防災です。今日は元消防士である私が、災害時に最低限備えておくべき備蓄品についてご紹介します。
自己紹介

私は大分県別府市の消防本部で約10年間勤務していました。
消防隊、はしご隊、救助隊などを経験し、
平成28年熊本地震での災害活動や、大分県中津市の山崩れ、広島県の豪雨災害での捜索活動など、
多くの大規模災害現場での経験があります。
この経験をもとに、皆様に分かりやすく防災について発信していきたいと思っています。
1. 命を守る最低限揃えておきたい防災アイテム5選

今から紹介するアイテムは、防災について学んでいる方にはお馴染みかもしれませんが、消防での経験も踏まえてその重要性を解説します。
水
内閣府の防災マニュアルでは、一人1日3Lを3日分を目安に備蓄することが推奨されています。
飲料水だけで考えがちですが、調理や衛生面など様々な場面で水は必要不可欠です。
ローリングストック法を活用し、常に水を消費しながら買い足していくのがおすすめ。
また、普段から水道水をポリタンクなどに貯めておき、日常使いしながら備蓄する方法も有効です。
また、震災時のライフラインとして耐震性貯水槽が公園の地下などに設置されており、非常時の飲料水や消火用水として活用されます。
地震時に水道管が破損しても、自動的に緊急遮断弁が作動し水を確保する仕組みになっているので安心ですが
コレありきで過ごすのは絶対NGなので注意してください!
非常食
最低でも3日分の備蓄が推奨されていますが、理想は1週間分の備蓄です。
栄養補助食品、レトルトご飯、缶詰などが便利。
火を通さずにそのまま食べられるものを選ぶと、水や燃料が節約できますよ!
アルファ米は、最悪火がなくても水だけで食べられるようになるため、非常に役立ちます。
ただ水の場合は食べられるまで60分かかりますが。笑
普段から非常食を食べて味に慣れておきましょうね!
ポータブル電源
スマートフォンが使えなくなると、連絡や情報収集ができなくなり、非常に困ります。
まずはポータブル電源と太陽光で発電できるソーラーパネルもセットで買うと超便利です!
発電できる仕組みがないと、1日〜2日程度しかもたないので注意。
小さめのモバイルバッテリーも複数持っておくと安心です。
また、緊急時のWi-Fi接続(災害時無料Wi-Fi)『00000JAPAN』も覚えておきましょうね!
懐中電灯・ランタン
停電時の「目が見えない恐怖」は想像以上です。
ここでおすすめなのがヘッドライト!
ヘッドライトは両手が空くため、特に作業時に非常に便利です。
ランタンやハンディライトと併用して持ちましょう。
ライト類は電池式のものがおすすめです。電池は他の様々な機器にも代用できるため、予備の電池も必ず備蓄してください。
今は電池と充電両方いける商品もありますよ!
電化製品は安価なものよりも、品質の良いものを選ぶことが推奨されます。
電化製品の粗悪品による火災の事案も過去に多々ありますので要注意!
簡易トイレ
断水時、最も困るのがトイレです。
トイレの対策は確実にしておかないと本当に痛い目に遭います。
国土交通省の資料によると、下水道の復旧には1週間以上かかるケースもあります。
一人1日最低5回分を目安に、家族構成に合わせて備蓄しておくと安心です。
簡易トイレに関しては、商品選びが大事ですので、買われる際はこの動画を必ずチェックしてみてください!
2. 地震後に本当に売り切れる・買い占められるグッズ7選

地震発生後には、緊急に必要な物品がすぐに品薄になります。今、確実に備えておきましょう!
救急セット
絆創膏、ガーゼ、包帯などは必須です。
災害時は転倒などで怪我をする可能性が高く、小さな擦り傷でも細菌が入って大きな病気に繋がることもあるため、消毒できるものを必ず用意しましょう。
包帯は止血や骨折時の固定など、様々な用途で使えます。
日本赤十字社や消防署が実施している救急法講習(応急手当、包帯の使い方など)を受講することをおすすめします。
サランラップ
意外かもしれませんが、非常に万能なアイテムです。
避難所での洗い物を減らすために皿に敷いたり、止血材の代わり、防寒対策、包帯の代用 としても使用できます。
袋
ゴミ処理や物の整理に不可欠です。
キャンプ経験者なら、ゴミ袋を忘れた時の困り具合がわかりますよね。
各市町村指定のゴミ袋を多めに準備しておくのも良い方法です。
『アイラップ』のような耐熱性のある袋は、袋のまま米を炊いたり、湯煎調理に使えたりと非常に便利なのでチェックしておきましょう!
アルミブランケット
軽量でコンパクトながら、体温をしっかり守ることができます。
寒さ対策の必須アイテムですが、厳冬期はこれ一枚では不十分な場合もあるため、毛布なども準備しておくのが理想です。
ダイソーにも置いてるので買い占められる前に買っておきましょう!
歯ブラシ・歯磨きシート
避難所生活で見落とされがちですが、口腔ケアは非常に重要です。
むし歯も進行してしまうと耐えられないほどの痛みに襲われますし、
歯周病は、体調悪化や重大な感染症に繋がる可能性があります。
水が不要な歯磨きシートも便利です。
カセットボンベ
カセットコンロと共に、調理、暖房、冷蔵庫など、様々な用途に使える万能アイテムです。
灯油と比較して操作性が良いのも利点です。
備蓄の目安は一人1日1本ですが、使用状況によって個人差があるため、実際に使ってみて必要な量を判断しましょう。
【注意点】
・消防法や火災予防条例により備蓄量に制限がある場合があります(一般家庭では通常問題ない量ですが、不安な場合は地元の消防署に確認)。
・他社製のボンベも使用可能ですが、自己責任となります。阪神淡路大震災以降、企画は統一されています!
・使用期限は7年以内が目安です。ボンベのゴムパッキンが劣化し、ガス漏れを起こす危険性があるため。
⇨普段からカセットコンロで鍋料理やたこ焼き、焼き鳥などを楽しみながら消費していれば、期限切れを気にすることなく備蓄を続けられます。
・保管場所にも注意が必要です。危険物であるため、火災時に避難経路を塞いだり、火に煽られて爆発するリスクを避けるため、生活動線や火気の近くには置かず、普段使わない部屋や収納スペースにまとめて保管しましょう。
集合住宅に住んでいる場合、隣家で火災が発生した際に、消防士にカセットボンベの保管場所を伝えることで、早期の危険物排除に繋がり、延焼を防ぐことができます。
3.最後に
今回ご紹介したアイテムは、皆さんのご自宅にどのくらい揃っていますでしょうか?慌てて全てを揃える必要はありません。
少しずつ、準備を進めていきましょう!
また、防災備蓄品は揃えるだけでなく、普段から使い慣れておくこと」が非常に重要です。
非常食を日常的に消費するローリングストック法*や、カセットコンロを普段の料理に活用するなど、積極的に使うことで、いざという時にスムーズに使いこなせるようになりますよ!
今回の内容をYouTubeで復習しましょう↓
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